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性に溺れる私
第8章 【調教、玩具攻め、性的奉仕】
「そんなことないよ」
「慣れてなくて……女子の部屋とか初めてだから…あっ、女子とか言ってすみません…!あ、兄貴の彼女さんでした」
「緊張するか、そうだよね……」
「あの、このこと兄貴には…?」
「言ってないよ」
「あ、じゃあ俺から報告しときますね」
ポケットから出した携帯を取り上げる。
「え?あの……」
「勉強中は携帯触っちゃダメだよ?私から後で言っとく」
テーブルの見えるところに携帯を置いて教科書を広げた。
使ってないノートに説明しながら何問か一緒に解いていく。
わかってるよ………半分も聞けてないでしょ。
下半身モジモジしてさ、どうしたの?
わざとキミの脚に手を置いたらビクッとした。
面白い……絵に描いたようなシャイボーイなんだね。
「え、暑い?汗かいてるよ」
「あ……ごめんなさい」
この時期に汗とか……かなり緊張してるみたい。
タオルで拭いてあげたら「汚れます」と逸らされた。
「いいよ、汚れても……風邪ひく方が困る」
そう言うとおとなしくなって拭かれてる。
すみません…と何度も謝りブレザーを脱いだ。
段々後ろに仰け反っていくから負けじと近付く。
「ちょっと、ジッとしててよ」
「わっ!ままま待って…!」
グッと踏み込んだら勝手にテンパっちゃって倒れるから掴みどころがなくなって咄嗟にソファーに手をついたけど。
思いきり胸に彼の顔が埋まっている。
ドラマか……てな展開。
「ごめん…」と身体を離す。
近くで目が合ってもすぐ逸らすから顎クイして視線を奪う。
女だってするんだよ、顎クイ。
びっくりした?
凄い顔してるよ、今。
「寛太くんって全然目合わせてくれないよね?そのくせチラチラ見てきてさ、気付いてないとでも思った?」
また汗が吹き出てる。
目逸らしたいけど私に言われて逸らせない状況。
耐えてる……耐えてる。
「す……すみません」
本当、免疫ないんだね。
お兄ちゃんと一緒で可愛い。
意地悪していい?
「寛太くん、あの日……私の裸見て鼻血出してたの?」
「えっ!?あ……いや………ハイ」