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性に溺れる私
第10章 【乱れ咲く一輪の華びら】
腕を後ろから引っ張ってもらう。
片手から両手になって結合部で支え合う形になり中学生とは思えない追撃ピストンをされて白く弾けた。
「あっ…あっ…玲奈さんっ…玲奈さんっ」
「あぁ……イク…もっと来てっ……あっ…イクイク!」
「僕もっ……出しますっ…!」
繋がったまま抱きついてきてソファーに共倒れする。
たくさん出してくれた精子を眺めて微笑む私。
6つ並んだ使用済みコンドーム。
「ヤバ……」
皆で見て笑った。
ねぇ、6回とか初だよ。
身体はぐったりしてるけど心は晴れやかだ。
だいぶ潤った。
家着に着替えたらまた寄ってくる男子たち。
「これ、誘ってる?まだ足りないの?」
「は?違うし…」
ニットのオーバーサイズミニ丈ワンピで素足出してるからだと思うけど普段着なんだよこれが。
本当ならノーブラノーパンだったりするけどさすがに履いた。
「で、玲奈は本当は誰とキスしたいの?セックスしてる時」
耀平が変なことを聞いてくる。
「は?そんなことよりもうちょっと勉強しようよ、だいぶ時間ロスしちゃったよ?」
あまり勉強出来てないまま4P突入しちゃったから。
許した私も悪いけども。
ズンっと前にはだかる男3人。
「答えて!」と真剣な顔されても答えようがない。
だって皆好きだもん。
これじゃ納得してくれないんでしょ?
だったら上手くすり抜けて勉強に漕ぎ着けたい。
「なんだかんだ言ってやっぱ俺に感じてるんだから俺とのキスでしょ」
「いや、僕を選んでキスしてくれました」
「寛太は同情だ、一番年下なんだから優しくしてくれてんだよ」
「うっ!確かに玲奈さん優しいです」
耀平と寛太くんのやり取りを見ながら阿呆らしいと思った。
何も言わずにそこには参戦しない大樹にこっそりキスをした。
「あっ!?」
それに気付いた2人は取っ組み合おうとしてた手を離した。
すぐに真っ赤になる大樹に2度目のキス。
「私が好きなのは大樹だけなの、勘違いしないでね?」
こうでも言わないと収束つかない。
照れる大樹と項垂れる2人。
この後は1時間程度しか出来なかったけど勉強会をして帰って行った。