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性に溺れる私
第11章 【ハメ撮りの果てに見える世界】
私の頭を持ってグググッと口内に挿れてくる。
お兄ちゃんが妹にイマラチオしてるなんて興奮ものだね。
しかも妄想ではなく実際にやっちゃってる。
凄い感じてくれてるじゃん。
どんどん口の中で大きくなる。
ちょっと奥まではキツくなってきた。
オェ…となりながらも続けてフェラをする。
床にまでよだれが落ちていく。
「ハァハァハァ…出るっ!出るよ玲奈っ…!」
「いっぱい出して、お兄ちゃん」
うわ、出てる出てる。
めっちゃ濃い……かなり溜めてたな。
童貞くんの精液。
全部吸ってあげる。
「ご、ごめん…っ」
口内射精した後で我に返ったのかめっちゃ慌ててる。
手のひらに吐き出して見せた。
「凄い量だね……これは初かも」
真っ赤になって謝り倒すから冗談だよ、と笑う。
ブレザーのポケットに入っているティッシュを取ってもらった。
手を拭きながら言う。
「本番は私以外の好きになった人としなよ?私たちはここまでね?」
「えっ……そう…なの?」
「楽しかったけどね」とキスして誤魔化す。
ズルい逃げ方ばかり上手になっちゃう。
「お願いします」って私、童貞専門じゃないから。
「今のは背中貸してくれたお礼みたいなもん、だからこの次ははっきり言ってナイ」
「そ、そんな……」
「ごめんね、童貞は好きじゃないの」
「でも俺は…!藍沢さん以外居ないよ、好きな人なんか」
「キミが何人か経験して、上手になったんなら相手してあげても良いよ」
「藍沢さんじゃ…ダメなの?どうしても?」
そうやって縋られると弱いのよね。
今までそれで何度も流されてきた。
何人も相手してきちゃった。
でもそれは今日で終わり。
終わりにしなきゃ。
だって今、現に虚しいだけだもん。
「私じゃダメなの、どうしても」
バイバイ、童貞くん。
私みたいな女に引っかからないでね。
本気で好きになった人とじゃないと後々後悔するよ。
こんな人間になっちゃうよ…?
ちょっと私、本気で受験モード入るわ。
此処でやるべきことってそれだと思うから。