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性に溺れる私
第3章 【先生への逆襲】





そうだな、まだキスは早いけどそういうの見せたら怒り狂う…?
嗚呼……どんな仕打ちをされるのだろう。
壊されて気を失ってもまだ犯され続けるだろうか。




味わいたい。
骨の髄まで先生にしゃぶりつかれたい。
犯したい。犯されたい。
あの瞳で息の根を止めてもらいたい。




先生………覚悟なら出来てるよ。




先生も早く覚悟決めてね。




もっともっと支配してくれないと感じれないの。
















心の中にシミが落ちていく。




闇が広がって呑み込まれていく。




例えどんな形であっても先生だけを見てるよ…?
先生だけを愛してる。
先生だけが私を支配出来るの。
忘れないで…?





教職員たちが騒いでいるのを耳にした。





「榊先生おめでとうございます、お子さん生まれたそうですね」
「抱っこした感想どうでした?」
「男の子ですか?」
「新米パパさん頑張れ〜!」
「早く帰ってあげないと」




オメデトウゴザイマス。
たくさん祝福されて照れている先生も可愛いですよ。
そんな笑顔も見せるんですね。
無事に生まれて何よりです。



 
「男の子です、立ち会えました。臍の緒切るとき手が震えましたけど。感動ですね、妻には感謝です」




先生の口から初めて聞いた。
へぇ、週末に産気づいて立ち会えるなんて親孝行な息子さんですね。
先生に似てるのかな。
可愛いだろうな。




「先生、おめでとうございます」




そう声をかけたら顔面蒼白で固まってる。
まさか聞かれてるとは思いませんでした?
たまたま今日は日直で日誌取りに職員室寄ったんですよ。




「藍沢……ありがとう」




引きつった顔……ウケる。




ぞろぞろと他のクラスの日直も日誌を取りに来ている。
普段は無愛想で通っている先生も祝い事となれば他の生徒も祝福してくれるね。
瞬く間に生徒で埋もれていく先生にそのまま背を向けた。




何か言いたげだったけど何をどう言い訳するの?
わかりきっていたことだし、それが今日だったわけで準備はしていたんだよ?
こんな日が来ること。




その時が来たら……先生次第で仕掛けようかなって思っていたことがある。











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