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性に溺れる私
第5章 【支配する悦び】
そう決めたから中出しを止めた。
性奴隷が孕んじゃいけない。
好きな時に好きなだけ挿れさせてあげるの。
身体中にぶっかけられる方が性に合ってる。
また顔にかけてくださいね?
心底疼くんです、アレ。
だから中出しは当分の間おあずけ。
まだまだこの関係楽しみましょ?
「敵わないよ、藍沢には」
「弱気はダメですよ?」
「わかってる、そんな俺は要らないんだろ?」
額を合わせて甘えてくる仕草。
わかってるから手放さないでくれ…と言わんばかりの視線。
「不思議なんだ……お前を犯せば犯すほどメンタルがやられるもんだと思っていたのにお前を抱いていないと不安が襲ってくる……次はどう犯そうかって考えてる自分が居る」
「素敵なことじゃないですか……そんなこと考えてくれてるなんてそれだけで興奮しちゃいます」
「なぁ、藍沢……俺一本にしないか?」
「え…?」
「お前が望むように…いや、それ以上に鬼畜に犯してやる。だから俺だけに抱かれてろよ」
フフフ………笑っちゃいそう。
心が黒く塗り潰されそうなんですね?
それって彼氏と別れろってこと?
何の為に…?
私にどんなメリットがありますか…?
確かに先生の気持ちを煽りたくて彼を利用した点もあります。
その結果がこれならやるべき事だったわけだし何の後悔もありませんよ…?
嗚呼、そうか。
私を独占したいんですね?
大きく出ましたね。
「そうさせるかどうかは先生次第です」
「え…?」
「彼氏と別れたい……要らないって思わさせてくださいよ」
どんな風に鬼畜に扱ってくれるの?
楽しみにしてます。
まだまだ悶々としてて?
制服に着替え、身なりを整えていたら後ろからのハグ。
本当、今日はどうしちゃったんですか?先生。
不安定なの?
朝から二回もしたんですよ?
時間あまりないです。
「アレ……アイツにも見せるんだよな?」
「コスプレのこと?まぁ、クラス主催ですので」
「俺以外に触らせるのか?」
「そうですね、一応……彼氏なので」
「藍沢…」