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楽しい田舎暮らし
第3章 苛めと2号
 日曜日の今日は母親が休暇で1日家に居るそうなのでかをりは来ない。ずっと自室で寝ているそうだが万が一バレたら大変なので行かないとかをりの方から言ってたきたのだ。どうもこの母親仕事は出来ても家事育児の才は皆無のダメ親らしい。まあ、1ヶ月も女の子がお風呂に入れなくても何もしないような女だ。ろくな者じゃない。かをりが痩せ細ってるのもこの女のせいだ。生活リズムが違うため朝テーブルに1日の食費として毎朝千円置いてあるそうだがスーパーもコンビニも無いこのド田舎で何を買って食べろというのだろう。
 学校も学校であんなに汚い格好余儀なくされて腹を減らした児童を間近で見てて家庭に問題有りと児童相談所に相談すらしないドッジボールオッパイの真弓先生だっけ?これもろくな者じゃなさそうだ。
 まあ、この女が無能だったお陰でかをりと出会えたんだから逆に感謝すべきなのかな?
 取り留めもない事を考えながら田舎道を歩き続ける。しかし本当に何もない村だ。村長曰く約70戸200人。殆どが米農家。所謂村中皆お友達状態で排他気質があるようだ。それなのに農作業中の村民が愛想笑いで俺に挨拶してくるのは俺の人徳ではなく俺が大地主だからだ。村の田畑の9割は俺、榊光一の持ち物だ。俺の機嫌を損ねて田圃を取り上げられたら生きていけない奴等ばかり。余所者でありながら実質俺はこの村の支配者だと言ってもいい。駐在のお巡りさんだって両親兄弟の生活を守る為には俺に逆らう事はできない。だから今俺が1番恐れているのはかをりとの関係がかをりの母親にバレ、引っ越される事だ。母親の弱味を握り絶対服従を誓わせられれば最高なのだがそんな美味しいネタはないだろうし。かをりとの関係は慎重に深めていくしかない。
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