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楽しい田舎暮らし
第3章 苛めと2号
解散した後昇降口に案内する真弓を呼び止めた。
 「真弓!」
 敢えてきつい口調で呼び捨てにする。真弓の肩が震え恐る恐る振り向く。目が泳ぎ落ち着きがない。
 「お前今日車だよな?」
 返事はないが車通勤なのはかをりから聞いて知っている。
 「教師のクセに返事も出来んのか!」
 頭ごなしに無抵抗の女を怒鳴り付けるのは何とも言えない快感だ。苛めをするガキもこんな感じだったのだろうか?気を付けねば。まあ、俺とガキどもでは目的が違うのだが。
 「く、車です。」
 「俺とかをりちゃんを俺の家まで送れ」
 何を言われているのか理解出来てなさそうな真弓の頬をペチペチと平手で何度も撫でる。
 「こんな姿の女の子を晒し者にする気かお前は?」
 「い、いえ、そんな」
 「早く車の用意をしろ!屑女!」
 ガラス窓がビビる様な怒声に一目散に駆け出す真弓を見送りながらかをりが呟く。
 「お兄ちゃん。真弓先生って変態さんなの?」
 お兄ちゃん呼びにも驚いたが真弓を変態と疑っている事に驚いた。
 「どうしてそう思う?」
 「お兄ちゃんに怒鳴られてちょっと嬉しそうだった。」
 成る程。マゾはマゾを知るのか。微妙な表情の変化もマゾのかをりには判りやすかったのだろう。
 「なあ、かをり。」
 「?」
 「これから真弓を俺とかをりのペットに調教しようと思うんだがどうだ?」
 少し考えかをりの顔に毒を含んだ笑みが浮かんだ。
 「かをりが真弓先生苛めていいの?」
 余程鬱憤が溜まっていたのだろう。子供は残酷だ。
 「勿論だ。一杯苛めて啼かせてやろうな。」
 「かをり、あのお尻叩きたい!」
 「おう、やれやれ。」
 かをりの顔がパッと輝くが直ぐに少し暗くなり考え込んだ後口を開く。
 「ご主人様勉強会の時1回も出してないよね?」
 何を言い出すのやら
 「かをりのオマンコやお尻が使えないからでしょ?だからね、かをり我慢するから真弓先生のオマンコに一杯出してスッキリしていいよ。」
 なんて健気なんだ。感動して抱き締めようとした時派手な足音響かせて真弓が帰ってきた。え~い間の悪い奴だ。教師が廊下を走るなよ。
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