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第1章 初めての彼女を脱糞させて

この化け物との対決はまだ早かったのか？
まだまだ地道にレベルを上げておく必要があったと後悔した。

早すぎた化け物との対決にボロボロになった僕は退却をしようと決めた。

その時、僕の頭の中に直接話しかけてくる声が聞こえてきた。

《勇者僕君、ここで諦めてはダメよ、思い出すのです、この化け物の性質を》
《僕君なら出来るはず、ほら立ち上がって世界を救いなさい》

め、女神様。

諦めたかけた僕に女神様が自分の命を削り、僕にメッセージを送ってきた。

ちなみに女神様が天からテレパシーで僕に話しかけると、一文字で一年の寿命が縮まる。

と、いう設定だ。

僕は考える。
目を閉じて集中する。
この化け物の性質を思い出すために。
朝に出会ってからの戦いの数々、今必要なこの化け物の性質は何なのか。

………
………
………

そうか！
わかったぞ！
女神様ありがとうございます。
これで倒せるかも知れない。

僕は再び戦う覚悟をして、目の前の化け物に立ち向かった。

「ねぇ、すずちゃん」
「シャワー浴びたら美味しいケーキ買ってあげる」

この化け物の性質は大食い。
そしてギリギリだが性別は女性だ。
長い戦いに疲れている今、この化け物は甘くて美味しいケーキを求めているはず。

どうだ？
頼む、俺の攻撃をくらってくれ！！

「俺君優しいね」
「うん、ケーキ食べたい、シャワー浴びてくる」
「ケーキ買ってくれる俺君好きー」


やったぜ！

僕の攻撃はよほどの威力だったのだろう。
以下のミッションを一気にクリアしてしまった。

【Misshon-4】難易度5
→優しくする僕
【追加Misshon】難易度80
→すずちゃんをシャワー室に移動せよ
【Misshon-5】難易度10
→僕を好きになる彼女

このミッションは激しい戦いにになったが、なんとかクリアできた。
しかしミッションはまたまだ続く。