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第1章 初めての彼女を脱糞させて

ようやく地元に着いた。

さすがにテロレベルの悪臭を撒き散らしているすずちゃんを町中に放つ訳にもいかなかった。

もとはといえば、僕の責任だ。
僕が生んでしまった化け物を死ぬ覚悟で、僕は家まで送ると伝えた。

しかしすずちゃんは、家はまだ内緒だよっと可愛い仕草で僕の提案を断った。

もうどうでもよくなった僕は、朝に待ち合わせした場所にすずちゃんを車から降ろしてサヨナラをした。

その後、すずちゃんがどうなったかは知らない。
僕もすずちゃんと二度と会うことは無かった。

後日、すずちゃんを降ろした周辺で異臭騒ぎがあり、大勢の警察が出動したというニュースを目にした。
僕は無駄な税金使わせてしまい申し訳ないとおもっている。

童貞は卒業出来なかったが、僕は人間として一回りもニ回りも成長出来たと感じた。

早く童貞を卒業したいな…。


Fin