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見られたせいで。
第4章 食べちゃった。
 「桂木皐月さんかな?」
 中学生が立ち上がり深く頭を下げる。それを見て小学生はハンバーグの刺さったフォークを置いて立ち上がり同じ様にお辞儀する。うん。良い子達のようだ。
 「はじめまして。如月です。」
 名乗ると小学生が指をさし
 「写真の小父さんだ!」
 と叫ぶ。写真というのはサイトに載せてる調教写真の事か?あれには奴隷達は目は黒線で潰してあるが俺は顔出ししてる。まさか小学生が見てるはずない。・・・いや、ここに同席してる以上彼女も読者と思った方がいい。
 「失礼でしょ!」と叱る皐月を手で制して小学生の前に座るとポケットからハンカチを出してソースまみれの口を拭いてやる。
 「こんにちは。写真の小父さんだよ。」
 「こんにちは。桂木弥生です。」
 自己紹介する弥生の胸元を見ると五年二組桂木弥生と書かれた名札が付いている。最初から二人を小学生、中学生と呼んでいたのは二人が制服姿だったからだ。どこの世界にSMサイトの人間に逢うのに制服でくるやつがいるんだよ!と内心叫んでいたが、もしかしたら校則で外出時は制服着用とか決まってるのかもしれない。なにより制服着た炉利は宝なので突っ込まない事にする。笑って頭を撫でてやると恥ずかしそうに身をくねらす。
 二人に席に着くように勧め俺も座る。テーブルを真ん中に俺の左に皐月、右に弥生が座る。弥生の目がテーブルと俺とを行き来する。
 「お話の前にご飯食べちゃおうか。冷めたら勿体無いもんね。」
 破顔一笑とはこの事か。フォークに刺さったハンバーグを大口開けて頬張る。折角拭いたのにまたソースだらけだ。
 「皐月ちゃんもお食べ。残したらマスター悲しむよ。」
 「すいません。頂きます。」
 美味しそうに食べる子供の姿は実に尊い。見ているこちらの頬も自然と緩む。時間を見計らって呼び鈴を押しジュース2つとホットコーヒーを頼む。
 「そんな、これ以上は」
 慌てて遠慮しようとする皐月を軽く睨む。
 「そういう遠慮は可愛くないな。こういう時は格好つけたい小父さんに花を持たせて『ご馳走様です』というのが良い女なんだよ。」
 「ご馳走様です!」
 弥生は実に素直な良い子だ。皐月はどうかな?
 「ご馳走様です。」
 良くできました。
 
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