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わたしを見ないで
第3章 まさかの再会
「先生…ごめんなさい…」

 
 わたしが謝ると、先生は満足げにニヤッとした。


「君の言うとおり、申し訳ないけど、そんなこと言ったかどうか全く覚えてないよ。そもそも君がどんな生徒だったかすら思い出せない。
 ただしひとつ勘違いがないように言っておくけど。
 君のお姉さんは確かに美人だったし出来が良かった。でも、おれは今日、自分の意志で君の前にいるんだ。わかるね?」


 わかるね?と言われたところで、先生がなにを言ってるのか一瞬マジで分からなかった。


「ん…っと?」

「ハッキリ言わなきゃ分からない?
 おれは君みたいに垢抜けてなくて美人でもないムチムチの巨乳が好みのタイプなんだ。
 今日君に会うまでモザイクをとったらどんな顔なのか散々想像して、思ってた以上にタイプだったから嬉しく思ってる」

「………エッ?」

「君がおれを嫌いだろうが、おれにとっては目の前にいる君はモロおれ好みの可愛い女の子だよ。過去におれが言ったらしい酷い言葉は謝るから、できたらおれの相手をしてほしい」






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