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わたしを見ないで
第3章 まさかの再会
呆気にとられた。
先生はわたしに仕事上の注意を教えてくれたようだった。
思い返してみれば、わたしは今日…
というかこの1本目が“風俗嬢”として初めての“仕事”だったんだ…。
急に心細くなり、目の前にいるのが見も知らないオヤジじゃなかったことをある意味ありがたく思った。
「あ…先生、わたし気付かなかった…ありがとう…」
自分でジャージパンツを拾い上げた先生にわたしは素直にお礼を言った。
振り向いた先生は再び陰険な顔をしていた。
「あのさ、その“先生”っていうの、そろそろやめてくれる?せっかく日常を忘れて癒やされに来てんのに、現実を思い出してしまうよ」
そう文句をつけながら…
先生がわたしの身体を触ってきた。
詳しく説明すると、服を脱がせ始めたのだ。
わたしが身に着けている量産型ブラウスのボタンを外す先生の手は大きかった。
わたしはなるべく平然を装いながら、俯いて表情を見られないようにして、
「じゃあ…なんて呼べばいい?」
と聞いてみた。
先生は「ふつうに“お兄さん”でいいよ」と答えながら、わたしに顔を近づけて来た。
…わたしはどうやら、今から先生にキスをされるらしい。
先生はわたしに仕事上の注意を教えてくれたようだった。
思い返してみれば、わたしは今日…
というかこの1本目が“風俗嬢”として初めての“仕事”だったんだ…。
急に心細くなり、目の前にいるのが見も知らないオヤジじゃなかったことをある意味ありがたく思った。
「あ…先生、わたし気付かなかった…ありがとう…」
自分でジャージパンツを拾い上げた先生にわたしは素直にお礼を言った。
振り向いた先生は再び陰険な顔をしていた。
「あのさ、その“先生”っていうの、そろそろやめてくれる?せっかく日常を忘れて癒やされに来てんのに、現実を思い出してしまうよ」
そう文句をつけながら…
先生がわたしの身体を触ってきた。
詳しく説明すると、服を脱がせ始めたのだ。
わたしが身に着けている量産型ブラウスのボタンを外す先生の手は大きかった。
わたしはなるべく平然を装いながら、俯いて表情を見られないようにして、
「じゃあ…なんて呼べばいい?」
と聞いてみた。
先生は「ふつうに“お兄さん”でいいよ」と答えながら、わたしに顔を近づけて来た。
…わたしはどうやら、今から先生にキスをされるらしい。