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第7章 決意

部屋の中。


ロイは、顔を隠しながら肩を上下させているルシアを上から見下ろしていた。


触れるたびにぴくりと反応するその体が愛しくて、頭がクラクラしている。


繊細なその体。


壊してしまいそうで怖く思う気持ちと、壊してしまいたいと言う衝動が先ほどからロイの胸の中でぶつかって切なくさせる。


細い腰を掴みながら、ロイはルシアのへその辺りにキスを落とした。



そして、ゆっくりとルシアの足を押し開く。



それに、ルシアは恥ずかしそうに身を捩って「ダメっ…」と声を上げて片手を秘部を隠す。


だが、ロイはその手を掴むと、もう片方の手をゆっくりとそこに近付けた。




「あっ……」




指の先が、くちゅりと音を鳴らして蜜を感じる。


その感覚にロイははぁ、と熱い息を漏らした。


いつも凛としているルシアのあられも無い姿。


自分の刺激に感じて、受け入れようと溢れているそこの感覚にたまらなく胸が苦しくなる。


もっと狂わせたい。


その美しい体に快感を覚えさせて、自分なしでは生きられなくなってしまえばいい。


そんなことを考えながら、ロイは柔らかい刺激をかき分けながら、蜜で溢れるそこに口を近付けた。