この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
† 姫と剣 †
第10章 覚悟



門をくぐって、ようやく馬車が止まる。


慣れた空気、


慣れた街並み。



異国情緒は心惹かれるが、やはり祖国が一番心が休まる。



祖国に足を下ろしたルシアは、見慣れた宮殿を見上げた。



同じく馬車を降りたマヤとアマンダが後ろに続く。




「はぁ〜〜〜やっぱりローハーグが一番!ですね!ルシア様!」


「そうね」



久々の祖国に喜ぶマヤにルシアは笑みを返す。




「ルシア様、長旅でお疲れですよね? 一旦休まれます?」


「いいえ。その前に、お父様とお話しないと」




今回のアノア滞在の報告をしなければならない。


それに…



「疲れている中、申し訳ないけど…リューイも来てくれる?」



振り返って、リューイにそう伝えると、リューイは「はい」と返事をして頭を下げた。



帰国早々ルシアは、ローハーグ王の場所へと向かっていた。


/315ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ