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† 姫と剣 †
第4章 約束
はぁ…と深く息を吐いたロイは、ヤナルの頭を撫でて緩く微笑む。
くちゅくちゅとヤナルの唾液の音が部屋に響くのとともに、ロイは体が熱を持ち出す。
そのまま、自身のそれを舐めているヤナルの頭を撫でながら、反対側で立膝をついているハラに、足を開かせる。
「あっ……王子……っ」
スカートをたくし上げて、あらわになったそこにロイの長い指が触れる。
指を滴る蜜の感触。
腰をくねらせるハラの顔を見ながら、ロイはハラの敏感なそこをコリコリと刺激した。
「あっ……そこ…んっっ…」
「っ……─────」
自身もヤナルの刺激に顔を歪ませながら、その妖艶な女たちを見つめる。
思うがまま。
抱きたいと思えば、大抵の女は抱ける。
そんなロイでも、振り向かせることの出来なかった唯一の存在……
「はぁっ…王子っ…そんな」
唐突にハラの中に指を入れたロイは、荒々しく指を動かす。
その刺激に、ハラは口を開いて懸命に息をしながら、ロイの腕を掴む。
その一方で、口でロイのそれを咥えながら上下の動きを早めているヤナルを止める。
「……おう…じ」
口元を手の甲で拭いながら、ヤナルは欲しがるようにロイを艶いた目で見つめる。
「服を脱いで…跨がれ」
ロイの命令にヤナルは、少し嬉しそうに微笑むと、言われた通りに服を自分で脱いでいった。