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† 姫と剣 †
第4章 約束
唾液ですでに濡れているロイの立派なそれをヤナルは掴むとゆっくりと腰を沈めてそれをナカへと取り込んでいく。
「んっ……はぁっ……王子…っ」
「……くっ………」
快感から、その美しい顔を歪ませたロイは思わずもう一方のハラから手を離す。
興奮で息を切らすロイに、ハラはふふっと笑うと、ヤナルと同様に服を脱ぎ、今度はロイの上で腰を揺らすヤナルの胸を見つめた。
たわわな膨らみに、頂点がピンとそりたつ。
「あぁっ……んんっ…」
喘ぎながら腰を揺らすヤナルの乳首にハラは舌を這わせながら、足りなくなった刺激を求めるように自身で、自身の下半身に触れた。
「っ……────っ……はぁっ…」
絡み合う女2人を見ながら、ロイはゆっくりと目を瞑った。
あの日見せた潤んだ瞳と紅らんだ頬───…
戸惑いながらも、薬に抵抗できずにしっとりと向けられた視線……
無理矢理なキスですら、これまで幾度となく交わしたものとは比べ物にならないほど、甘く胸を締め付けた。
白い肌に、長い金色の髪。
もしもあの時無理に抱いて、あの先へ行っていたら────
「ひ…め……っ」
思わず声を漏らしたロイは、体を起こすと傍からヤナルを刺激しているハラが見えないとばかりに退けて、そのままヤナルを後ろに押し倒した。