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ハニードロップ
第4章 出会う
と、思ったけど最悪だった。下品な下ネタ、私を見下す発言、三木村さんへのパワハラ。大御所ぶってるけど名前知らないし。キモ。
「ねえ、博也くん。いい加減連絡先教えてよ」
三木村さんの隣に座っているのはテレビで見たことのあるモデルさん。三木村さんの腕に胸を押し付けている。三木村さんはとっても嫌そうな顔で払い除けた。
「触らないで、名前で呼ばないで」
聞いたこともない冷たい声でそう言って、三木村さんはお酒を煽った。そう言えば三木村さんがあんなにお酒飲んだところ初めて見たかも。なんて呑気に眺めていたら、モデルさんがキッと私を睨んだ。
「もしかしてこんな地味な子がタイプなの?」
地味ですけど何か。
「どうせミーハーな博也くんファンでしょ。ファンだからってプライベートまでストーカーしていいと思ってんの?」
元からお気に入りのバーだよ、場末だけど。お酒を煽る。あれ、これ結構度数高いやつかな。フラフラする。
「ねえ、博也くん。いい加減連絡先教えてよ」
三木村さんの隣に座っているのはテレビで見たことのあるモデルさん。三木村さんの腕に胸を押し付けている。三木村さんはとっても嫌そうな顔で払い除けた。
「触らないで、名前で呼ばないで」
聞いたこともない冷たい声でそう言って、三木村さんはお酒を煽った。そう言えば三木村さんがあんなにお酒飲んだところ初めて見たかも。なんて呑気に眺めていたら、モデルさんがキッと私を睨んだ。
「もしかしてこんな地味な子がタイプなの?」
地味ですけど何か。
「どうせミーハーな博也くんファンでしょ。ファンだからってプライベートまでストーカーしていいと思ってんの?」
元からお気に入りのバーだよ、場末だけど。お酒を煽る。あれ、これ結構度数高いやつかな。フラフラする。