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ハニードロップ
第4章 出会う
「奈子ちゃん、今日はちょっと違うことしてみよっか」
「違うこと……?」

 博也くんはベッドに仰向けに寝転んだ。どうしても大きくなったそこに目が行ってしまって笑われる。

「自分で挿れてみて。したことある?」

 元カレとしたことは……ある。でも、あまり好きじゃなかった。あまり気持ちよくなれた記憶がない。少し気が進まないながらも、そこに跨った。

「手繋ご。そ、上手……」

 片手を繋いで、もう片方の手は博也くんのそれを掴む。入り口に当たるとくちゅ、と音がして、そして。くぷ、と先っぽを飲み込んだ。

「気持ちいいところに当たると思うよ。ゆっくりでいいから……」

 ゆっくり、ゆっくり飲み込んでいく。何これ。何これ何これ。いつもと違うところに当たって、そして。

「っ、ねぇ、これ、やだ、」
「いや?やめる?奈子ちゃんのナカ、めちゃくちゃうねってるけど。イキそうでしょ」

 何これ何これ。気持ち良すぎて死にそう……。

「やだ、やだ、やだやだやだやだ」
「自分で気持ちいいように動いて、いっぱいイッて……」

 誰にも触れられたことのないところに先っぽが当たる。ガクガクと脚が痙攣する。そして。

「やだ、出ちゃう、ねぇ、やだ……!」

 ぷしゃあっと潮が噴き出すと同時に腰が浮いた。博也くんのそれが抜ける。何度も何度も腰が痙攣する。博也くんの綺麗な身体が濡れていく。
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