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ハニードロップ
第5章 人生のゴール
「んむ、ちゅ、ちゅ」
顔の角度を変えて、何度も貪られる。舌を吸われ、くちゅくちゅと舐められて。私も必死で応える。博也くんの舌を、吸って。
「奈子ちゃん、顔トロトロ。可愛い……。ねえ、俺のこと好き?」
「ん、だいすき……」
「俺とキスするの好き?」
「っ、ん、だいすき……」
「俺とえっちするのは?」
「ぜんぶ、だいすき……」
「俺もね、奈子ちゃんのことも、奈子ちゃんとすることも、全部好きだよ。俺、今までの人生でこんなに好きになったのも夢中になったのも初めて……」
とっても優しい顔でそんなことを言うから、嫌でもキュンキュンしてしまう。嫌じゃないんだけど。嫌なわけないんだけど。ずるいなぁ、もう。
「連絡できなかったこと許してくれる……?」
「許すも何も、はじめから怒ってないよ。仕事に一生懸命な奈子ちゃんも大好きだし」
「そんなに甘やかしたら調子に乗るよ……?」
「むしろ、甘やかして、ドロドロにして、俺と一緒じゃなきゃ息できないくらい甘々な奈子ちゃんになればいいと思ってるよ」
博也くんと一緒じゃなきゃ息できないくらい、か。私はもう既にめちゃくちゃ甘やかされている自覚はある。こうやって連絡しなくたって全く怒られないし、むしろ心配してくれてるし。ちょっとわがまま言って夜中にラーメン食べたいと言っても、嫌な顔一つせずに出前取って一緒に食べてくれるし。
顔の角度を変えて、何度も貪られる。舌を吸われ、くちゅくちゅと舐められて。私も必死で応える。博也くんの舌を、吸って。
「奈子ちゃん、顔トロトロ。可愛い……。ねえ、俺のこと好き?」
「ん、だいすき……」
「俺とキスするの好き?」
「っ、ん、だいすき……」
「俺とえっちするのは?」
「ぜんぶ、だいすき……」
「俺もね、奈子ちゃんのことも、奈子ちゃんとすることも、全部好きだよ。俺、今までの人生でこんなに好きになったのも夢中になったのも初めて……」
とっても優しい顔でそんなことを言うから、嫌でもキュンキュンしてしまう。嫌じゃないんだけど。嫌なわけないんだけど。ずるいなぁ、もう。
「連絡できなかったこと許してくれる……?」
「許すも何も、はじめから怒ってないよ。仕事に一生懸命な奈子ちゃんも大好きだし」
「そんなに甘やかしたら調子に乗るよ……?」
「むしろ、甘やかして、ドロドロにして、俺と一緒じゃなきゃ息できないくらい甘々な奈子ちゃんになればいいと思ってるよ」
博也くんと一緒じゃなきゃ息できないくらい、か。私はもう既にめちゃくちゃ甘やかされている自覚はある。こうやって連絡しなくたって全く怒られないし、むしろ心配してくれてるし。ちょっとわがまま言って夜中にラーメン食べたいと言っても、嫌な顔一つせずに出前取って一緒に食べてくれるし。