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異世界転生しなくても美女とハーレム
第7章 寝室を覗く美少女
「莉奈は寝た?」

「ええ、なんだか凄く興奮して、なかなか寝付かなかったけど、やっと寝てくれました。 可愛いね 笑」

食卓の前に座った私と向き合って座っていた華菜の横に、麻理も座る。
いよいよ、私の弾劾が始まる。

「まず、あなたに紹介するわ。
既に知っているでしょうけど、わたしの"はとこ"の栗原麻理ちゃん。
覚えてるかしら、わたし達の結婚式にも出席してたのよ、まだ中学生だったけど」


「当然、麻理ちゃんが僕の会社で働いている事は知っているんだよな」

「ええ、だって部長から『パートタイムで働かないか?』って声をかけられたのは、
わたしだから」

何という事だ、部長は私に何の相談もなしに直接、妻に連絡を取ったという事なのか。

「そんな事、君は一言も話さなかったじゃないか」
私は、つい不満を顕にする。

「ごめんなさい。 あなたには謝らなくちゃいけない事がたくさんあるの」

「お姉さん、わたしから話します。
一夏さん……、て呼んでも良い?」

「ああ……」

「イベントの時、実はわたしも代役だったんです。
もちろん、目的は一夏さんと知り合いになるためでした」

なんと、その頃から既に仕込まれていたという事なのか。
私は唖然とした。

「なんで、そんな回りくどい事を? 親戚だって最初から言ってくれればよかったのに」

「それは、わたしの正体を隠して一夏さんの素行を調べたかったからです」

麻理は私の浮気の事実を掴むことが目的だったのか。
そのため、自ら私を誘惑したり、加恋との間を探ったりしていたのか。

ならば、なぜ加恋と別れさせるような事をしたのだ?
私の中に疑念が湧いてくる。

「なるほど、僕の浮気調査という訳か、それなら素人の麻理ちゃんを使わなくても探偵を雇えば済むものを」

「お姉さん、ずっと悩んでたんですよ。
一夏さんのこと、疑うのは苦しいけど、素行が怪しいって。
だから、わたしが一肌脱いだ、という訳です」

もう、これ以上の説明は必要ない、私はそう思った。
麻理にしたこと、加恋とのこと、証拠は十分過ぎるほど揃っている。
やはり、私の覚悟通りの展開が待っているだろう。




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