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異世界転生しなくても美女とハーレム
第7章 寝室を覗く美少女
「ど、どうして君が?」

「お姉ちゃん~」娘が麻理に抱きつくと、麻理は娘を抱きあげて優しく諭した。

「莉奈ちゃん~、パパは疲れてるから。 それに莉奈ちゃんはもう寝る時間でしょ?」

「莉奈、まだ眠くないよ。 お姉ちゃんと遊びたい」

「あら、あなたたち、いつまで玄関で騒いでるの?」今度は華菜が出てくる。

「華菜、これは?」

「後で説明するわ。
それより、お食事もまだなんでしょ?」

「あ、ああ……」

「麻理ちゃん、悪いけど、莉奈を寝かしつけてくれる?」

「はい、お姉さん。
さ、莉奈ちゃん、ベッドへ行こう。
じゃあ、お姉さん、後で」

そう言うと、麻理は莉奈を連れ立って二階へと上がっていった。

「莉奈が寝付くまで、先にお風呂に入っていて」

「華菜……」

「その後、話しましょ」

私の問いかけには応えず、華菜もさっさとリビングへ戻り、今度は台所で何やら準備をしている。

「着替えは用意してますから、ゆっくり入ってください。
その間に食事の準備をしますから」

「ああ……、分かった」

私は浴室へ向かうと、ゆっくりと湯船に浸かった。

(麻理ちゃんが、華菜の"はとこ"……)

終わったと思った。
おそらく、麻理は加恋との事を華菜に話しただろう。

不倫していたことがバレてしまった以上、華菜からの叱責は免れない。
もしかしたら、華菜からは離縁を申し込まれるかもしれない。

そうしたら、会社にもいられなくなる恐れがある。
未だに社内には華菜のファンは多い。

特に、既に偉くなった連中に……。


こんな事なら、由紀恵のFカップ巨乳を堪能しておけば良かったと後悔した。

これも、身から出た錆か……。

私は、覚悟を決めた。




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