この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
異世界転生しなくても美女とハーレム
第5章 アキバの地下アイドル
ここで少し、私は冷静になる。
今までの相手と麻理は、明らかに違う。一体、何が違うのだろう? 私は己の内部に沸き上がった違和感の正体を探った。
「なんだか、凄く気持ちよくなってきました」
三杯目のカクテルを飲み干すと、麻理は顔を真っ赤にさせながら言った。
少し呂律が怪しくなり、目もトロンとしている。
いつもなら、ここで私は斬鉄剣を抜くタイミングを計りだすのだが、ここへきて、ようやく違和感の正体が分かった。
麻理には、恥じらいが全くないのだ。
「田中さん……、わたし、少し横になりたい気分です」
「麻理ちゃん、部屋をリザーブしてある。 そこで少し休むかい?」
「はい……、田中さんなら、きっと部屋をとってくれていると思いました」
「麻理ちゃん、その……、僕と一緒に部屋へ入る事に抵抗はないの?」
「なんで?」といった表情で、麻理は私を見つめる。
分かっていないのか、分かっているのか、判断に悩むところだった。
「その……、今日会ったばかりの男の人と、密室で二人きりになるんだよ」
「分かってますよ。 わたしだって子供じゃないんだから。
そのつもりで田中さんの誘いを受けたんです」
やはり、かなりの経験者のようだ。これではまるで同窓会で再会したかつての恋人と同じで、単に性欲を満たすだけの展開になってしまう。
それは、私の趣向ではない。
私は、もっと麻理に恥じらって欲しいのだ。
そう言えば、昼間のイベントの時も、殆ど恥じらう事もなく、私のセクハラをことごとく跳ね返していた。
この若さで、あれだけの返しができるのも、経験豊富なためなのか……。
ならば、私も割り切って、若い女の子の肉体を楽しませてもらおうと決めた。
「分かったよ。 じゃあ、部屋へ行こうか」
「はい……。 あ、わたし初めてなんです。 だから、全て田中さんにお任せします」
「え?」
今までの相手と麻理は、明らかに違う。一体、何が違うのだろう? 私は己の内部に沸き上がった違和感の正体を探った。
「なんだか、凄く気持ちよくなってきました」
三杯目のカクテルを飲み干すと、麻理は顔を真っ赤にさせながら言った。
少し呂律が怪しくなり、目もトロンとしている。
いつもなら、ここで私は斬鉄剣を抜くタイミングを計りだすのだが、ここへきて、ようやく違和感の正体が分かった。
麻理には、恥じらいが全くないのだ。
「田中さん……、わたし、少し横になりたい気分です」
「麻理ちゃん、部屋をリザーブしてある。 そこで少し休むかい?」
「はい……、田中さんなら、きっと部屋をとってくれていると思いました」
「麻理ちゃん、その……、僕と一緒に部屋へ入る事に抵抗はないの?」
「なんで?」といった表情で、麻理は私を見つめる。
分かっていないのか、分かっているのか、判断に悩むところだった。
「その……、今日会ったばかりの男の人と、密室で二人きりになるんだよ」
「分かってますよ。 わたしだって子供じゃないんだから。
そのつもりで田中さんの誘いを受けたんです」
やはり、かなりの経験者のようだ。これではまるで同窓会で再会したかつての恋人と同じで、単に性欲を満たすだけの展開になってしまう。
それは、私の趣向ではない。
私は、もっと麻理に恥じらって欲しいのだ。
そう言えば、昼間のイベントの時も、殆ど恥じらう事もなく、私のセクハラをことごとく跳ね返していた。
この若さで、あれだけの返しができるのも、経験豊富なためなのか……。
ならば、私も割り切って、若い女の子の肉体を楽しませてもらおうと決めた。
「分かったよ。 じゃあ、部屋へ行こうか」
「はい……。 あ、わたし初めてなんです。 だから、全て田中さんにお任せします」
「え?」