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異世界転生しなくても美女とハーレム
第5章 アキバの地下アイドル
急遽リザーブした部屋は、ヤリーホテルでも上級ランクの部屋で、俗にいうスイートルームと呼ばれる広い部屋であった。

「うわ~、すごい。 広い部屋ですね」

ここでも麻理は、臆する様子を見せずに自然に振る舞っていた。


「今日は麻理ちゃんのために良い部屋をとっておいたんだよ」

「ありがとうございます。嬉しい~、わたしって田中さんの特別なんですね」

たしかに麻理は特別だ。特別に……、


  扱いにくい。


このスイートルームには、広い浴室が備え付けてあり混浴も可能になっている。
熟れきった熟女との露天風呂混浴も良いが、若い女の子との混浴も興奮するシチュエーションだ。

「どれ、今日は汗をいっぱいかいたから、お風呂に入ろうかな」

「あ、良いですね~、わたし、準備してきます」

ここは女の子らしく、麻理がおふろの準備をかって出てくれた。
浴室の方から「わ~、広いお風呂」と麻理の声が響いた。


(う~~ん、どうも調子が狂う)

麻理は、自己申告では処女だという事だ。
それなのに、全く恥じらう事もなく、初めて目にするものにも臆することなく振る舞っている。

彼女と一緒にいる時の、この感覚は、まるで家族と過ごしているような感覚だ。


「どうかしました? 田中さん」

いつの間にか麻理は部屋へ戻っていた。

「凄いんです。お湯がジャバジャバーーーって出て。
多分すぐに湯張りできますよ」

この狂った調子を引き戻すには、あれをやるしかない。私は自分のペースを取り戻すべく、行動を始める。

「麻理ちゃんも汗をかいただろう、どうだい、一緒に入るかい?」




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