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異世界転生しなくても美女とハーレム
第5章 アキバの地下アイドル
彼女のスキルは、
「無垢」。
あまりにも無垢過ぎて、イヤラシイ事をしようという気にならないのだ。
「わたしのも、触ってください。 田中さんってオッパイが好きなんですよね」
ストレート過ぎる。そのストレートな申し出に応じて、形の良いおわん型のふくらみをモミモミするが、全然欲情しない。
微笑みを私に向け、「どうですか? わたしのオッパイ」と聞いてくるのだから、調子が狂う。
「ああ、ちょうど良い柔らかさで、張りもある。 良いオッパイだ」
違うのだ、私はお肉屋お魚の鮮度の感想を言っているのではないのだ。
「嬉しい……。 ねえ田中さん、キスしてください」
「あ、ああ……、ベッドでしようか。 そろそろ上がろう」
「はい!」元気よく返事をする麻理に、私の斬鉄剣はさらに萎んでいった。
浴室から出た私たちは、バスローブを着てソファーに座っていた。
麻理は、期待に目をキラキラさせながら、私にキスされるのを待っていた。
なんとかムードを作り出したい私は、ルームサービスでアルコールを注文することにした。
「麻理ちゃん、まだまだ時間はあるから、カクテルでも飲まないか?」
「そうですね、じゃあ、田中さんにお任せします」
私は、麻理にはカクテルを、自分の分にウィスキーを注文した。
直ぐにルームサービスは届けられ、私たちは再び乾杯をする。
今度のカクテルは、少しアルコールを強くした。これで麻理の雰囲気が変わってくれればと思ったのだが、予想通り、麻理は目をトロンとさせて甘えた仕草をしてきた。
(これだ! これを待っていたのだ、私は!)
「無垢」。
あまりにも無垢過ぎて、イヤラシイ事をしようという気にならないのだ。
「わたしのも、触ってください。 田中さんってオッパイが好きなんですよね」
ストレート過ぎる。そのストレートな申し出に応じて、形の良いおわん型のふくらみをモミモミするが、全然欲情しない。
微笑みを私に向け、「どうですか? わたしのオッパイ」と聞いてくるのだから、調子が狂う。
「ああ、ちょうど良い柔らかさで、張りもある。 良いオッパイだ」
違うのだ、私はお肉屋お魚の鮮度の感想を言っているのではないのだ。
「嬉しい……。 ねえ田中さん、キスしてください」
「あ、ああ……、ベッドでしようか。 そろそろ上がろう」
「はい!」元気よく返事をする麻理に、私の斬鉄剣はさらに萎んでいった。
浴室から出た私たちは、バスローブを着てソファーに座っていた。
麻理は、期待に目をキラキラさせながら、私にキスされるのを待っていた。
なんとかムードを作り出したい私は、ルームサービスでアルコールを注文することにした。
「麻理ちゃん、まだまだ時間はあるから、カクテルでも飲まないか?」
「そうですね、じゃあ、田中さんにお任せします」
私は、麻理にはカクテルを、自分の分にウィスキーを注文した。
直ぐにルームサービスは届けられ、私たちは再び乾杯をする。
今度のカクテルは、少しアルコールを強くした。これで麻理の雰囲気が変わってくれればと思ったのだが、予想通り、麻理は目をトロンとさせて甘えた仕草をしてきた。
(これだ! これを待っていたのだ、私は!)