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隣人愛
第11章 放たれた愛
ゆう子は、1週間経っても戻ってこなかった。その間、光一は、1日に何度もゆう子のオナニービデオを観ては、白濁液を放出していた。
10日が過ぎ、光一も少し心配になっていた。そんな日の夜に、ゆう子が顔を見せた。ゆう子は、申し訳なさそうにドアの前に立っていた。

「ごめんね! 実家の母が具合悪くなちゃって、様子を見に帰ってたの」
「お帰りなさい。お母さんは大丈夫ですか?」

光一は、そう言って少し笑顔を見せた。
ゆう子はホッとした様子で、部屋に入ってきた。

「ありがとう。もう心配ないと思う。もともと大したことなかったから」

ゆう子は、立ったまま光一を見つめていた。

「光一くん、強く抱きしめて」

ゆう子は、甘えるような目で求めてきた。
光一は、応えるようにゆう子を抱きしめて、キスをした。

「光一くん寂しかった?」

ゆう子は小声で囁いてきた。

「うん、とっても」
「あの動画は観たの」
「毎日、何回も見ました」
「光一くん素敵」

二人は少しの空白を
埋めるように強く抱き合い、崩れるようにベッドに入っていった。空白が二人の絆を強くした。いつになく激しく愛し合い、お互いの素肌を確かめるように摺り寄せあった。

ゆう子は、その晩疲れもあったのか、初めて光一のベッドで朝を迎えた。
二人は、早めの朝食を済ませ、ゆう子は自分の部屋に戻っていった。
光一は朝の情報番組を見ながら、一時間ほど時間を潰してから家を出た。
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