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桃衣の天使
第1章 桃色の天井
 千歳は俺の左側に添い寝すると耳元に唇を寄せ
 「素敵でした。童貞卒業おめでとうございます。」と囁くと唇を重ねてきた。小鳥が餌を啄むようなキスを繰り返しポッチャリと肉厚な唇を押し当てると舌先で俺の歯をノックする。顎の力を抜くとするっと舌が口内に侵入してくる。ストロベリーミントの呼気が直接送り込まれてくる。千歳の舌は歯を叩き歯茎を舐め口蓋を擽り舌を絡めとる。責められっぱなしでたまるかと反撃を試みるが俺の攻撃は悉く躱され逃げられる。追い付いたと思ったら俺の舌は千歳の口内に誘き寄せられていた。俺は先程教わった舌使いを実践して反すと千歳は堪らなそうに絡め反し甘い鼻声を溢す。唇を離すと唾の橋が二人の間に掛かる。
 フェラチオから始まってペッティング、初体験、ファーストキス。慌ただしく過ぎていった甘い時間を振り替えっている間に千歳は改めて清拭した後ナースコールで白衣の看護婦さん二人にストレッチャーを持ってこさせた。一度ストレッチャーに身を移し性交の名残のあるシーツを交換する。ザーメンの染みを見られるのは恥ずかしかったが看護婦さんとしては日常茶飯事なのだろう。顔色一つ変えずにてきぱきと作業を続けるのがつまらなくなって小柄で小動物を思わせる看護婦さんのお尻を撫でてみる。「ア~ン」と嬉しそうな悲鳴を上げると情念で炙ったような潤んだ目でこちらを見る。
 こちらはセックスを覚えたばかりのおサルさんだ。すぐにでも二回戦三回戦とやりたいのだ。が、
 「間も無くお母様がいらっしゃいます。」
 との千歳の声に悪戯は断念する。
 一時間後。着替えを置いて母さんが帰ると千歳が四人の白衣の看護婦さんを引き連れて入ってきた。
 「当麻様の担当看護婦候補者です。」
 「え?ちと・・・じゃなかった高樹さん担当外れるの?」
 慌てる様が可笑しかったのかコロコロと笑う。
 「私の他に二人担当看護婦がつきます。」
 説明によりと一人の患者さんに三人の担当看護婦がつくそうだ。考えてみればそうでないと休みも取れないじゃないか。退院まで毎日24時間べったり一緒なんて思っていた。やはり浮かれまくりのおサルだったようだ。
 「で、誰が担当になるの?」
 「当麻様が選んで下さい。」
 「え?俺が選んでいいの?」
 俺の問いに五人が頷く。
 「当麻様のお世話するのですから当麻様のお好みの子を選んで下さい。」
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