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桃衣の天使
第1章 桃色の天井
 童顔、小柄、スレンダーと年齢詐称疑惑がつきまとった明世だがショーツの下は立派な大人だった。パイパンだった千歳とは逆でまるでジャンルの様な剛毛だ。
 明世は全裸で脱いだ服を畳むと紙袋から小さな包みを取り出す。入っていたのは素人目にも高価そうな下着だった。デザインは明世には少し大人びているかと思ったが着けてみるとそのアンバランスさが逆にそそる。
 「ピンク服はいつ肌を晒しても担当患者さんに恥を掻かせる事が無いように下着も一流品を着けるのです。」
 因みにさっき俺が脱がせた千歳の下着は上下で10万越えだそうだ。俺のなんかワゴンセール三着千円だぜ。
 パンティを履きミニワンピースを着込む明世を見ながら俺は千歳に耳打ちする。
 今度は隆美の番だ。明世と真逆で高身長でグラマラス。中学生の頃には大学生と間違われてたんじゃないかな?
 白衣を脱ぐと改めて豊かな胸に目が行く。ブラのフロントホックを外すと拘束を解かれた乳房が少し下に垂れる。大きな乳房の先にはこれまた大きめの乳輪と乳首。ん?乳首が無い。
 「陥没乳頭ですね。」
 知識がない俺にはふ~んと頷くしか出来ない。胸を見られ今までのポーカーフェイスが短時間とはいえ崩れた所をみるとこれは隆美のコンプレックスなんだろう。覚えておこう。
 パンティを脱げばこれも明世と違い丁寧に処理されたアンダーヘアー。それらをこれも高級下着で包みミニワンピースを着て着替えを終える。
 「隆美。おいで。」
 呼ばれて静静と近付いてくる隆美のスカートを捲り上げるとパンティのウエストから手を突っ込む。手はオマンコの手前の整えられたアンダーヘアーを撫でる。
 「よく手入れしてあるな。」
 何を誉められたのか判らないでポカンと立ち尽くす隆美に先輩ナースの叱責がとぶ。
 「当麻様が折角誉めてくださってるのにその態度は何ですか!」
 千歳って怒ると怖いんだ。出来るだけ怒らさないようにしよう。
 「申し訳ありません。」
 「謝る相手が違う!」
 「当麻様。申し訳ございませんでした。」
 本当は怒ってなどないのだがここは不快感を表明した方がいいだろう。アンダーヘアーを数本摘まむと一気に引き抜く。突然の痛みに隆美の顔が歪む。
 「お前明世の陰毛見てどう思った?」
 「もう少し手入れすればと思いました。」
 「明世。隆美がお前の陰毛だらしないって言ってるぞ。」
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