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桃衣の天使
第2章 ピンクな面会
 「格好良い人でしょ?」
 「宝塚の人みたいでしたね。」
 「でしょ?看護婦の中でファンクラブがあるんですよ。」
 判るような気がする。そんな人気者をファン達や亭主の前で組敷く。抵抗しながらも次第に女らしい声を上げる笑子を想像するとたちまち股間が熱くなる。
 「お勉強時間に何考えてるんです?」
 隆美の暖かい手が紙オムツの中に潜り込み勃起したチンポを包む。隆美に抱きつきたくなるのを必死でこらえてポーカーフェイスを作る。
 「レポートの続きやるよ。え~っと。この時の作者の思いは。」
 「この時の当麻様の思いは。」
 「穴が有ったら入りたい」
 「オマンコが有ったら挿入たい。」
 どうも誤訳が続く原因を探ってみると、ここだ。スカートの中が水没している。詳しく水源を調べねばならない。指を進めていくとズボっと深い泥濘に陥る。ここが水源をだ。壁を擦りながら奥を探っていく。1cm進んでは5㎜下がって2㎜左にずらして又1cm進む。指がポジションが変わる度に隆美が甘い声を溢すが触って欲しい所に指がいってないのだろう。焦れったそうに腰を動かしている。欲しいポイントに指が届いたのだろう。腰の動きが止まると大きく指の位置を変えてやる。逃げる指を追って再び腰が蠢く。意地悪をする俺を潤んだ目で睨んでいる。止めてよ。そんな目で見られると余計意地悪したくなるじゃないか。
 「どうしたの?」
 「・・・判ってるくせに。」
 「ぼく、おバカな中学生だからわかんない!」
 わぁ~!我ながら気味悪い言い回し。小学生になった名探偵の苦労が偲ばれる。
 「大人ならどうして欲しいかちゃんと言えるよね?」
 前回のセックスから俺は隆美にもマゾっ気があるのではと踏んでいる。
 「た、隆美のオマンコを指でクチュクチュして下さい。」
 ふ~ん。指がいいのか。俺は肉壺に挿入ていた食指と中指を抜いて代わりに短くて細い小指を挿入る。壁を擦らないようにピンと伸ばして小さく上下させる。
 指でクチュクチュっていうんだからその通りにしてるんだ。文句を言われる筋合いはない。
 「正直に言わないとずっとこのままだぞ。」
 言葉で嬲られて隆美は顔を上気させて熱い吐息をつきながら一点を見詰めている。こいつ、いつの間に紙オムツ破ったんだ?
 「ご主人様のおチンポで隆美の卑しく浅ましいオマンコにお仕置きしてください。」
 
  
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