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桃衣の天使
第2章 ピンクな面会
 舌先を細かく振動させて乳首に刺激を送る。隆美の声が甘くビブラートする。少し顔を出した乳首に唇を付けて一気に吸引。くらえ!わたしの肺活量53万mlです!数字は大嘘だが気分は宇宙一の吸引力を発揮する。頬の内は痛くなるし酸欠なのかブラックアウトしそうになるがもう一頑張り吸って口を離す。荒い息の下で目に入ったのはプックリ顔を出した乳首だった。息が苦しいなんて言ってる暇はない。再び天岩戸に戻られる前に責めなければ!舌を近付け震わせる。かつて高橋名人は秒間16連打でスイカを割ったそうだが俺の舌打は隆美の意識を弾き飛ばす。
 「やめて!スゴイ!バカになる!逝く!」
 余程刺激が強すぎたのだろう。高らかに悲鳴を上げると糸が切れたマリオネットの様に崩れ落ちる。白目を剥きながら浅く短い呼吸をする隆美に声を掛けるが反応がない。怖くなってナースコールを押した。
 隆美を運び出し帰ってきた千歳の説明だと普段され慣れない乳首への直接口撃で失神したようだが大事はなさそうだとの事だ。
 「本当に私が筆下ろしの相手だったんですよね?」
 呆れ顔の千歳に俺はなんとも言えない優越感を覚える。

 昼食を終え時間が出来たので途中止めになっていた国語のレポートの続きをする事にした。今回は看護婦さん達の助っ人はなしだ。そうそう俺の都合だけで拘束するのも悪いし下手すれば学校の勉強が夜のお勉強に移行しかねない。時間が掛かっても一人で出来る事は一人でやるべきなのかもしれない。
 二時間程かけてやっと納得のいくレポートが書けたので間違って消去する前にとっとと送ってしまう。本当にいい時代に生まれたものだ。
 さてこれから何をしよう。身動き出来ない患者の入院生活というのは暇との戦いだ。朝6時の起床から21時の消灯までの15時間。リハビリと回診、検査以外は基本喰っちゃ寝だ。読書や映画鑑賞でもすればいいのだが生憎そんな高尚な趣味には縁がない。テレビを点けてもお笑いさんもタレントさんもアイドルさんも知らない名前ばっかりでつまらない。特にオッサンの汚い裸芸?あれの何処が面白いのだろう?千歳達の裸体に比べたら月とミジンコだろう。
 よし、これだけ考え事したら三十分は経ったろう、時計を見て・・・三分も経ってないじゃないか!どうしよう?時間が潰せない。ハァ~。退屈だ。
 寝転がって天井の模様をボーッと眺めているとドアがノックされた。
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