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桃衣の天使
第2章 ピンクな面会
 「愛花。お前の敗けだ」
 声を掛けるが愛花はフェラチオを止めない。無視してる?それもと聞こえてない?困っていると千歳が愛花の顔を両手で挟んでチンポから引き離す。
 「そこまでですよ。お嬢ちゃん。」
 奉仕を中断させられ一瞬不満そうに千歳を睨むが自分の格好を思い出したのだろう。悲鳴を上げて床に蹲る。
 「ご主人様。彼女は?」
 「俺のクラスの委員長。櫻木愛花。蒼馬老が送って来た奴隷だよ。」
 敢えて「ドレイ」の三文字に力を込めて言うと愛花の白い背中がビクリと震える。
 「俺の看護婦高樹千歳さんだ。挨拶しないか!」
 命令するも亀の様に身を屈ごめて動かない。
 「お前、何しに来たんだよ?命令には従わない、フェラチオはド下手で10分掛けてもザーメン一滴搾れない。蒼馬老には愛花は役立たずだったと連絡しとくから帰っていいよ!」
 冷たく言い放すと愛花は慌てて飛び起きる。まるでビックリ箱のバネ人形だ。
 「ご主人様の奴隷になりました櫻木愛花です。よろしくお願いします。」
 「高樹千歳よ。よろしくね、愛花。」
 初対面の、普通なら一段身を引いて対応するべき看護婦に呼び捨てにされたのだ。この一声で格付けが終わった。
 「10分も出せなかったなんてお可哀想に。ご主人様がよろしければ私が抜きますが?」
 千歳の言葉に愛花は唇を噛み俺は苦笑する。
 「いや、千歳にはカメラとコンドームを用意して欲しい。これから愛花のロストヴァージンショーだ。」
 俺の宣言に愛花はガタガタと震え出す。いくら覚悟しているとは言っても目の前にその時が来れば怯えもするだろう。
 千歳は一つ頷くとテレビ台の扉を開き長いコードを引き摺ったビデオカメラを取り出す。リモコンでテレビを操作すると病室が写し出される。全く至れり尽くせりだ。その扉の中にはコンドームから各種ヴァイプレーターを筆頭に様々な淫具が並んでいた。
 「一生に一度の記念だ。しっかり撮影してくれ。」
 俺の言葉に千歳は頷くとカメラを構える。正面に録画中を示す赤ランプが点く。
 「愛花!コンドームを着けろ!」
 これから僅か13歳にして処女を奪われる。その準備を自分の手で行う。残酷な命令に愛花の手は遅々として進まない。
 「なんだ、愛花は中学生でママになりたいのか?」
 「ママ?ご主人様の赤ちゃん。」
 愛花は途中まで開封したコンドームを床に落とす。
 
 
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