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桃衣の天使
第3章 薔薇色の性春
 翌日からも蒼馬老の手配で日替わりで女達が訪ねてきた。人妻、会社社長、保母さん。中には婦警さんや、テレビでよく観るアイドル集団のセンターを勤める娘までいた。どれもなにもせず帰るわけにはいかないと言うので一夜ならぬ一昼の関係を楽しませてもらった。
 自由にセックスを楽しみたいという欲望が身体に影響したのか担当医の裕子先生が驚く程早い回復をみせ8月中盤には歩行器を使ってヨチヨチ歩きが出来る様になっていた。
 その頃には夏休みの宿題も終わっていたので朝食後は時間を作って廊下や中庭を散歩するようになった。尤も転倒でもして再骨折なんてならないうに一人で出歩く事は許されていない。今日の介護は愛花だ。あの日以来愛花は俺の恋人という名の奴隷になった。無論蒼馬老の力が働いているのは承知しているが俺は初めて出来た恋人の存在に舞い上がっていた。
 人相の悪い男と可愛い部類に入る女の子の組み合わせ。所謂美女と野獣だ。最初はざわついていた患者達も二週間もすれば見慣れて今では仲の良い中学生カップルと認識してくれたようで擦れ違いに朗らかに挨拶してくれる人までいる。俺は相手が怖がらない程度の笑みを浮かべ会釈する。俺の笑みは寝た子が泣き出すと言われる程凶悪相なので愛想笑いするだけでも気を使う。いつもなら満面の笑みでフォローしてくれる愛花なのだが今日の笑顔はぎこちない。心なしか顔も赤く上気していて熱中症を心配してくれた患者さんに「大丈夫です。」と答えて離れていく。辺りに人が居ないのを確認して「大丈夫か?」と問えば潤んだ目で睨んでくる。生意気な女だ。俺は右手に握った機械に付いたダイヤルを回す。
 「あぁん」
 愛花は小さな喘ぎ声を漏らすと腰をうねらす。
 「どうした?小便か?」
 揶揄する俺に愛花は小声で訴えてくる。
 「止めて。止めて下さい、ご主人様。」
 「何を止めろって?」
 「・・・愛花のオマンコに挿入ってるバイブを止めて下さい。お願いします。」
 蚊の泣くような声で懇願するが当然却下だ。
 「聞こえない。」
 辺りに人が居ないのは判っていても昼日中の屋外で女の子が口にする言葉ではないが二度三度とボリュームを上げさせながら言ってる内に愛花の顔はすっかり服従した雌犬の媚びた物になっていた。清楚なデザインの水色のワンピースに雌犬の顔はあまりにアンバランスだ。
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