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桃衣の天使
第3章 薔薇色の性春
 「ギャ~!痛い!痛い!」
 愛花は泣き叫ぶが無視する。と、言うよりかその絶叫が股間に更なる力を注ぎ込む。やはり俺はサディストなのだ。暗い欲望の赴くままに腰を振る。
 背面座位で繋がり最近ある程度動かせるようになった右手でまな板の上に鎮座する大豆のような乳首を弄り自由に動く左手はオマンコに侵入し内壁を掻く。舌で首筋から耳を舐め回す。三ヶ所からの刺激快楽が肛門の痛みを打ち消し新しい快感を身体の芯に刻み込む。「痛い!痛い!」と言ってたのがいつの間にか深く突き引く度に「あん!あぁん!」という喘ぎ声を上げるようになる。
 「お尻変なの!あぁん!お尻!」
 「気持ちいいのか?」
 「気持ちいいです!すごい!」
 「何処が気持ちいいんだ?」
 「オシ・・・ケツマンコ!ケツマンコが気持ちいいです!」
 淫語を叫びながら髪を振り乱す。サラサラした毛髪が俺の顔を叩く度にリンスの薫りが興奮を煽る。腰の突き上げと耳と首筋への舌責め、乳首とクリトリスへの指弄り。四ヶ所責めに更に力を入れる。
 「いく!いきます!お尻でいっちゃう!いく!逝く!」
 絶叫と共に愛花の身体がガタガタ震え一瞬硬直して崩れ落ちる。俺はその体内にザーメンを放った。
 息を整えゆっくりアナルからチンポを抜き取ると先端に白濁液を大量に貯めたコンドームが姿を現す。よくよく考えてみると千歳に筆下ろししてもらって一月余りになるがコンドームを使ったのは今日が初めてだ。ザーメンを溢さないように注意してチンポから外すと口を一結びする。ウンチが付着するかと思ったが愛花が念入りに洗浄したお陰だろう、綺麗なものだった。流石にそのまま棄てるのには抵抗があってティッシュでくるんでからゴミ箱に入れる。
 俺の胸に顔を埋めてアナルセックスの余韻に浸っている愛花の頭頂部を見ていると急にムラムラしてきて髪を鷲掴みにして顔を上げさせる。どんなに乱暴に扱われても愛花は嬉しそうに俺を見詰める。可愛い。可愛いからこそ泣かせたい。
 「いつまで休んでる?オマンコに挿入るぞ!」
 俺の宣言に気だるそうに肢体を起こし腰の上に膝立ちになると左手をチンポに添え右手で開いたオマンコに亀頭を導く。
 「ご主人様。愛花の厭らしいオマンコを可愛がって下さい。」
 何度も強要し覚え込ませた台詞だ。初めは字面を追っていただけの文句だったが今では心底からの懇願になっている。
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