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桃衣の天使
第3章 薔薇色の性春
 露骨な質問に答えずにいると尻に先輩ナースの平手打ちが飛ぶ。
 「気持ちいいです!」
 痛みを伴う恐怖は人の心を縛り上げる。
 「どこが気持ちいいんだ?」
 「ご主人様に触っていただいてるクリトリスが気持ちいいです。」
 とうとう俺の呼び名がご主人様になった。気持ちが折れるのも時間の問題だ。
 「クリトリス触られるのが好きなのか?」
 「す、好きです。クリトリス気持ちいい!」
 性癖を暴露する度に下の唇が喘ぐように蠢き熱い愛液を吐き出す。
 「毎晩オナニーしてるんだろう?」
 「してます!毎晩クリトリスと乳首でオナニーしてます。」
 自棄なのかクリトリスからの快感で正常な判断が出来なくなっているのか問われればどんな質問にも答えてくれる。
 「パンツ濡れてて気持ち悪いだろ?脱げよ。」
 暫く躊躇してパンストに手をかけるが明世に尻を叩かれて動きが止まる。なにやら耳打ちされて顔を真っ赤にしながら口を開く。
 「ご主人様。富美加のマン汁でグショグショになった厭らしい処女オマンコを見てください。」
 教えられた口上を述べる富美加に鷹揚に頷いてみせると改めて脱衣にかかる。俺と向かい合わせでは流石に恥ずかしいのか背を向けようとするが明世のスパンキングがそれを許さない。覚悟を決めてお尻の破れたパンストをスルスルと脱ぎ捨てると今度はピンク色のパンティに手をかけて一気に下ろす。どうせ脱がなければならないなら嫌な事はさっさとすましたいというところか?色気もなにもあったものではない。床に脱ぎ捨てると両手で股間を隠して立つ。手をどかせるのはいつでも出来るがどうにも態度が気に入らない。もう少し苛めてやるか。
 「パンティを持ってこい」
 思いもかけなかった命令に戸惑いながらも反論が許されない事は理解してるんだろう。床に丸まったパンティを拾い上げると俺に手渡す。未だ肌の温もりの残る小さな布を鼻に当て大袈裟に音を立てて臭いを嗅ぐ。
 「いや!におわないで!」
 慌てて取り返そうと両手を伸ばしてくるが所詮は女の力だ。腕を捕まれても無視して臭いを嗅ぎ続ける。
 「これが富美加のオマンコの臭いか。厭らしいスケベな臭いだな。」
 揶揄されてパンティを取り返すのに必死になって今現在オマンコを無防備に晒していることに気付いていない。無毛ではないがかなり薄毛な陰毛の下にくっきりと肉門が見える。

 
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