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青き快楽
第7章 可愛い後輩
 翌日、舞子から転勤が急遽変更になったため、一度家に戻ると電話があった。
恭子は残念がっていたが、外で会う事は難しく危険もあるためただの担任教師と生徒の関係に戻る事にした。
それからひと月ほど過ぎた頃、後輩の女子生徒から、呼び止められた。小柄で可愛い感じの子だった

「勇希先輩ちょっとお聞きしたい事があるのですが、いいですか?」
「いいよ、何かな?」
「先輩と恭子先生は付き合ってるんですか?」
「えっ、どうして」

勇希は一瞬言葉に詰まったが、心の中では動揺していた。
その女子生徒の話では、時々見かける二人の雰囲気が、恋人同士のようだと感じたらしい。実際にはひと月前までは、似たような関係だったが。

「君、名前は?」
「瀬戸川真美です」
「真美ちゃんの思うように、仲は悪くないけど、先生を恋人にしたいとは思わないかな〜」

真美の表情が少し明るくなった。

「真美ちゃんは結構ハッキリものを言うね〜」
「はっきり言う女の子は嫌いですか?」

真美は不安げな顔で聞いてきた。

「どちらかと言うと、はっきり言う女の子の方が好きだよ」

真美はほっとした後に顔を赤くしていた。

「先輩は今彼女とか…いるんで…」

真美はちょっとうつむき加減で、最後まで言葉が言い切れなかった。

「いないよ」
「私…あの私…彼女にしてもらえませか?」

真美の顔は、恥ずかしさでは真っ赤になっていた。
勇希はそんな真美が可愛いらしく思えた。

「いいよ」
「本当ですか」

真美の身体がほんの少し浮いたように見えた。

「明日休みだから、デートしようか?」

真美の身体がまた少し浮いた。
それからは、休みの度に二人で出かけた。真美はいつも笑顔を絶やさなかった。勇希は今までに無い休日の過ごし方だったので、とても新鮮に思えて楽しかった。
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