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不倫研究サークル
第10章 不倫
「圭君は、陽菜ちゃんが好きなのよね?」
「好きですけど、付き合うとか、そういうことは考えていません」
「あら? 他にも好きな人がいるの?」
そう言いながら、佳那は僕のシャツのボタンを外す。
なんとか理性を保とうとするが、やはり、昨日から抑えてきた欲情に負けてしまう。
いつしか、僕も佳那の胸をまさぐっていた。
「いません……」
荒くなった呼吸のなか、なんとか答える。
「わたしのことは嫌いかしら?」
佳那は僕のシャツのをたくし上げ、直接、胸を手で撫でる。
ビリビリとした快感が脳を直撃し、それだけで、頭がクラクラした。
「佳那さんの事は……、好きです」
僕の正直な気持ちだった。むしろ、心のどこかで、こうなる事を期待していたのかもしれない。
だが……、
(陽菜に悪い……)
「嬉しい……、わたしのようなオバサンのこと、『好き』って言ってくれて」
そう言うと、また、佳那は唇を重ねてくる。
「ねえ、この状況で、まだ躊躇っているの? それって、凄く失礼な事よ」
唇を離すと、佳那は眉をひそめた。
「でも、陽菜が……」
「陽菜ちゃんは、圭君の恋人なの?」
僕は首を横に振る。
「付き合っている人は?」
またも、僕は首を横に振る。もう、声が出せないくらい興奮して呼吸が荒くなっていた。
「経験は?」
今度は、僕は縦に頷く。
いつの間にかベルトを外された僕のズボンを、佳那が下着と一緒に膝まで、一気に降ろした。
「あっ! 佳那さん」
佳那が、引き下ろしてズボンを追いかけるように、僕の下半身へと移動した。
「覚悟を決めなさい」
ピシャリと言ったが、佳那の声は、上ずっていた。
「好きですけど、付き合うとか、そういうことは考えていません」
「あら? 他にも好きな人がいるの?」
そう言いながら、佳那は僕のシャツのボタンを外す。
なんとか理性を保とうとするが、やはり、昨日から抑えてきた欲情に負けてしまう。
いつしか、僕も佳那の胸をまさぐっていた。
「いません……」
荒くなった呼吸のなか、なんとか答える。
「わたしのことは嫌いかしら?」
佳那は僕のシャツのをたくし上げ、直接、胸を手で撫でる。
ビリビリとした快感が脳を直撃し、それだけで、頭がクラクラした。
「佳那さんの事は……、好きです」
僕の正直な気持ちだった。むしろ、心のどこかで、こうなる事を期待していたのかもしれない。
だが……、
(陽菜に悪い……)
「嬉しい……、わたしのようなオバサンのこと、『好き』って言ってくれて」
そう言うと、また、佳那は唇を重ねてくる。
「ねえ、この状況で、まだ躊躇っているの? それって、凄く失礼な事よ」
唇を離すと、佳那は眉をひそめた。
「でも、陽菜が……」
「陽菜ちゃんは、圭君の恋人なの?」
僕は首を横に振る。
「付き合っている人は?」
またも、僕は首を横に振る。もう、声が出せないくらい興奮して呼吸が荒くなっていた。
「経験は?」
今度は、僕は縦に頷く。
いつの間にかベルトを外された僕のズボンを、佳那が下着と一緒に膝まで、一気に降ろした。
「あっ! 佳那さん」
佳那が、引き下ろしてズボンを追いかけるように、僕の下半身へと移動した。
「覚悟を決めなさい」
ピシャリと言ったが、佳那の声は、上ずっていた。