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不倫研究サークル
第5章 初デートはホロ苦く
僕もスマホを取り出し、佳那のQRコードを読み込み、友達登録を済ませる。
「あ、メッセージアプリ用のアカウント名になっているから、『佳那』に変更しておいてね」
そう言うと僕の手を取り、スマホの画面を操作し、立った今登録した自分のアカウント名を『佳那』に変更した。
腕に佳那の胸のふくらみを感じて、僕は下半身がモゾモゾしてくるのを感じた。
顔もくっ付きそうなくらい接近している。
と、そこへ。
「ちょっと、何やってるのよ!」
痺れを切らせたのか、陽菜が自分の部屋から出てきてリビングに居る。
「もう~、圭。勉強するよ!」
「ママも邪魔しないで!」
そう言うなり、陽菜は僕の手を取り、佳那から引き離す。
「あらあら、陽菜ちゃん。そんな乱暴しないのよ、”圭君”が困ってるじゃないの。
じゃあ、圭君、あとで連絡するわね。
陽菜ちゃんも勉強頑張ってね」
陽菜は、憎々しげに佳那を睨むと、「イコ!」と言って部屋へ僕を連行していった。
(いったい、何なのだ……? この母娘は)
親子で、こんなに仲が悪いなんて、僕には理解不能だった。
部屋に入ると陽菜は、今度は僕を睨みつける。
「ママにはパパが居るんだから、変な気を起こさないでよね!」
「変なって、何もしてないじゃないか」
僕が弁明すると、陽菜は目を細めて『アヤシイ~』といった視線を向ける。
「だって、さっき凄い近かった!」
「あれは、連絡先を交換してたんだよ」
「なんでママと直接連絡先を交換するのよ?」
「あ、メッセージアプリ用のアカウント名になっているから、『佳那』に変更しておいてね」
そう言うと僕の手を取り、スマホの画面を操作し、立った今登録した自分のアカウント名を『佳那』に変更した。
腕に佳那の胸のふくらみを感じて、僕は下半身がモゾモゾしてくるのを感じた。
顔もくっ付きそうなくらい接近している。
と、そこへ。
「ちょっと、何やってるのよ!」
痺れを切らせたのか、陽菜が自分の部屋から出てきてリビングに居る。
「もう~、圭。勉強するよ!」
「ママも邪魔しないで!」
そう言うなり、陽菜は僕の手を取り、佳那から引き離す。
「あらあら、陽菜ちゃん。そんな乱暴しないのよ、”圭君”が困ってるじゃないの。
じゃあ、圭君、あとで連絡するわね。
陽菜ちゃんも勉強頑張ってね」
陽菜は、憎々しげに佳那を睨むと、「イコ!」と言って部屋へ僕を連行していった。
(いったい、何なのだ……? この母娘は)
親子で、こんなに仲が悪いなんて、僕には理解不能だった。
部屋に入ると陽菜は、今度は僕を睨みつける。
「ママにはパパが居るんだから、変な気を起こさないでよね!」
「変なって、何もしてないじゃないか」
僕が弁明すると、陽菜は目を細めて『アヤシイ~』といった視線を向ける。
「だって、さっき凄い近かった!」
「あれは、連絡先を交換してたんだよ」
「なんでママと直接連絡先を交換するのよ?」