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不倫研究サークル
第5章 初デートはホロ苦く
「そ、それは……
ご飯を食べさせてくれるって……」
「どこで?」
「ここで」
そう言うと、陽菜は何か考えを巡らせている風だった。
「あの女狐、何か企んでるわね」
「いやいや、自分のお母さんに向かって『女狐』って、言い過ぎじゃない? 陽菜ちゃん」
「『ヒナ』! 呼び捨てにしてって言ってるじゃん!」
さっきまで機嫌良さそうだったのに、今ではすっかりご機嫌斜めだ。ホント、JCって分からない。
いや、僕の場合、全ての年代の女性の気持ちが分からない。
「陽菜、とにかく勉強しよう。 な?」
「はい」
そう言うと、陽菜は大きく手を広げて、目を閉じた。
「え……と、陽菜?」
「それは、何のマネかな?」
「キスして。キスしてもらうと、ワタシ、やる気出るの」
陽菜は目を閉じて、唇を差し出す。
僕も覚悟を決め、唇を合わせた。
すると、陽菜が舌をチロチロと出してくる。
僕も応じて舌先をチロチロする。
やはり、キスは気持ち良い。特に舌が絡み合う時の感触は、脳に近い分、刺激がダイレクトに伝わってくる気がする。
暫く、舌先をチロチロと絡めていたが……。
(もういいかな?)
僕が唇を離そうとすると、陽菜は広げていた手を、僕の背中に絡めてきた。
「ちょ、陽菜ちゃん?」
「『ヒナ』! 何度も言わせないで!
圭も、ちゃんとハグして」
僕も陽菜の背に左手を回し、右手で彼女のうなじを支えた。そして、舌を奥の方へと侵入させた。
陽菜も応じて、舌を絡めてくる。
今度は、チロチロではなくベロンベロンと言った絡め方だが、これが更に気持ちよい。
クチュ、クチュ……。
粘膜が絡む音が部屋に響いた……。
ご飯を食べさせてくれるって……」
「どこで?」
「ここで」
そう言うと、陽菜は何か考えを巡らせている風だった。
「あの女狐、何か企んでるわね」
「いやいや、自分のお母さんに向かって『女狐』って、言い過ぎじゃない? 陽菜ちゃん」
「『ヒナ』! 呼び捨てにしてって言ってるじゃん!」
さっきまで機嫌良さそうだったのに、今ではすっかりご機嫌斜めだ。ホント、JCって分からない。
いや、僕の場合、全ての年代の女性の気持ちが分からない。
「陽菜、とにかく勉強しよう。 な?」
「はい」
そう言うと、陽菜は大きく手を広げて、目を閉じた。
「え……と、陽菜?」
「それは、何のマネかな?」
「キスして。キスしてもらうと、ワタシ、やる気出るの」
陽菜は目を閉じて、唇を差し出す。
僕も覚悟を決め、唇を合わせた。
すると、陽菜が舌をチロチロと出してくる。
僕も応じて舌先をチロチロする。
やはり、キスは気持ち良い。特に舌が絡み合う時の感触は、脳に近い分、刺激がダイレクトに伝わってくる気がする。
暫く、舌先をチロチロと絡めていたが……。
(もういいかな?)
僕が唇を離そうとすると、陽菜は広げていた手を、僕の背中に絡めてきた。
「ちょ、陽菜ちゃん?」
「『ヒナ』! 何度も言わせないで!
圭も、ちゃんとハグして」
僕も陽菜の背に左手を回し、右手で彼女のうなじを支えた。そして、舌を奥の方へと侵入させた。
陽菜も応じて、舌を絡めてくる。
今度は、チロチロではなくベロンベロンと言った絡め方だが、これが更に気持ちよい。
クチュ、クチュ……。
粘膜が絡む音が部屋に響いた……。