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第14章 天使と悪魔と海外進出

「自由の女神？ニューヨークにあるの？」
「あります！では行きましょう」

杏は少し呆れた様に、俺を見ていたが、結局、杏が観光地を決めて、有名な場所を見て回った。自由の女神を見た後、どっかのビルの展望台に上がった。俺の初めてのアメリカの印象は何もかもが桁外れにデカい！だった。
翌日も朝から営業本部長に起こされ、アメリカで1番大きな美術館に連れて行かれたが、これもまたでかいし、こんなにじっくりと美術館を見たのは生まれてはじめてだった。自分でも意外だったが、作品を見ていると何故か心が和んでいった。俺は結構美術館が好きなのかもしれないと感じた。そしてお陰様で時差ボケまで消えていた。


To be continued　.........