この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘蜜のバイト始めました
第1章 え? 聞いてませんが?
暫くすると、立花は愛想を振りまきながら部屋に入ってきた。

「やあ~、来てくれて、ありがとう、えーと、紗栄子ちゃんだったかな」

今日の目的も告げず呼び出して置いて、いい気なものだと怒りがこみ上げてくるが、それよりも不安の方が大きい。

私は、怒りを抑えつつ、先ずは挨拶を済ませる。

「こんにちは、立花さん」
「あの、わたし、今日は面接だけだと伺っていたんですけど」


「うん、うん、わかってるよ、モモちゃんが余計な事を言ったのかな」

「確かに撮影の予約は入れてるけどね、紗栄子ちゃんが絶対に出なきゃいけないものではないから」

「何せ、仕事は次から次へと舞い込んでくるものだから、とにかく忙しくてね」
「面接が終わって直ぐに出演したいなんて子のために、同時に撮影のスケジュールを組んじゃうんだよ」

「もちろん、紗栄子ちゃんが嫌なら、今日はこのまま帰って貰っても結構だから、気にしないでよ、代役も用意しているし」

(代役って、杏果さんのことか……)彼女に出演させるのは気が引けたが、私も出演したくない。

「はい、わたし、アダルトビデオなんて無理ですから、すみません」


「うん、うん、良いよ良いよ、そう言う子も多いからね」

「とりあえず、これ、交通費ね」

そう言って立花は封筒を渡した。




/58ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ