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ご褒美のあとは
第3章 カードゲーム
れろ……ちゅぱ…っ

根元からゆっくりと舐め上げて、頭を唇で挟んでから軽く吸う。

間違ってるかもしれないけれど、豊先輩はもう"ダメ"とは言わない。
うっとりと目を細めて、小さな溜め息を繰り返している。


目が合うと、がっしりとした大きな手が躊躇いがちに伸びてきた。
その手が、横から現れた別の手に制される。

「また泣かせるかもしれないから、豊から触るのは禁止」

豊先輩はショックを受けたように口を開き、ゆっくりと拳をつくった。

「分かったよ……」

「真帆、一個目。そのままで自分のも、弄って」

しょげてしまった豊先輩を横目に、充輝先輩が楽しそうに一枚のカードをひらつかせる。


いじって…?


躊躇っていると、アスパラガスに添えていた手を片方だけ高志先輩が掴んできた。
浴衣の裾を大きく広げて、その手を内腿へと連れていく。
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