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ご褒美のあとは
第1章 ご褒美のとちゅう
うわっ、またやられたっっ
俺がするつもりで立たせたのにぃっ

俺の恨めしそうな視線に気づいた高志が、無言で謝ってきた。それを許すべきか迷っている間に、高志のものは真帆の足の間に滑り込み、奴は探るように腰を前後に動かし始める。

「たっ、高志先輩…っっ??」

真帆は豊にしがみついて後ろを振り返り、高志の鋭い視線に息を飲み込んだ。

「洗うだけ、だから」

そんなわけあるかっ
…いや、俺もそう言うつもりだったんだけどっっ

「足、閉じて。でないと、洗えない」

高志の掠れた声に、真帆は素直に従う。その瞬間、二人は同時に息を吐き出した。

くちゃり…

「入れてるみたいだ。…すっげえ、気持ちいい」

高志は言いながら、真帆の首に食らいつく。

「ぁあ…はぁ…はあ…はぁ……」

真帆はがくがくと足を震わせて、いっそう強く豊にしがみついた。


俺、なんか取り残されてる……。
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