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ご褒美のあとは
第2章 甘いおしおき
あの日から三日が過ぎた。


あの日…と言うのは、つまり、高志先輩の部屋に泊まった日のことで……

あんなことがあって、初めて知った先輩たちの想いと、とんでもなく乱れてしまった恥ずかしさと、二回も流されてしまった自分が信じられないのとで、頭の中はぐちゃぐちゃでいろんな感情が入り乱れていて、これからどうすれば良いのかパニックだった。

けれど、週が明けてみれば、生活はすっかり元通りになっていた。


いつものように先輩たちからメールは来る。けれど、練習を見に来て欲しいとか、美味い店を見つけたから食べに行こうとか、あとは日々の何でもない報告ばかり。

あの出来事を匂わす内容は、今のところひとつもない。

誘いをさりげなく断ってもすぐに納得してくれるし、……むしろ、これまでよりもあっさりとしているかも。

拍子抜けしちゃうくらい何もなくて、寂しいとか思ってしまう自分が情けない。
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