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第2章 甘いおしおき

いたたまれなくて高志先輩の膝から降りようとして、素早く引き寄せられた。
指が食い込むくらい強く抱きしめて、離してくれない。

｢ぁ、あの…｣

すっぽりと納まった腕の中で身動ぎすると、更に強く、抱きかかえるように包み込まれる。

｢高志せっ…、ぁあっ｣

シャツの中で先輩の指が妖しく蠢き、胸の柔らかさを確かめるように優しく、荒々しく、揉みしだく。
下の指はショーツを巻き込んで中心に潜り込み、円を描くように入口を掻き混ぜていた。心許ない痛みがそこからじわじわと広がっていく。

「……んぅ」

我慢できなくて喉を鳴らすと、中心に入っていない他の指がショーツ越しに割れ目の中を探り始めた。

「それ、…だ、めぇっ」

高志先輩の首を抱き寄せて、広い胸に顔を埋める。
ビクビクと体が震え、足をすり寄せるたびに、お尻の下にある高志先輩の膝の感触をひどく意識した。