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体育倉庫のハイエナ
第24章 24
 そしてマサムネはいよいよ、奈津子を破瓜に導く意思を露わにした。

「じゃあ、まずは俺達がお前のマ×コを“開発”してやるよ…後でレンヤのチ×ポをブチ込まれた時に、その味をタップリ味わえるようにな…」 

 そしてマモルが意地悪く笑いながら、極め付けと言っていい台詞を、奈津子に与えた。

「じゃあ奈津子ちゃん、ロストバージンまでのカウントダウンを、始めてみようか…?10から始めて、最後はゼロ。いいね?」

 果たしてカウントがゼロになった時、自分が何をすべきかは、マサムネは把握している。

 また奈津子も、何が起きるかの予想は出来ている――それは恐怖に歪んだ表情から、はっきりと僕にも分かった。

 と、そこでマモルが、若干の訂正を加えた。

「やっぱり最後は“ゼロ”じゃなくて、“チ×ポ”にしようか?『3,2,1、チ×ポ』だよ?分かったね?」

 この訂正を聞いて、それを発案したマモルを除く三人が、また大きな笑い声を上げた。

 然る後、奈津子の背中を右足で踏み付けていたレンヤが、そこから右足を外して、奈津子の顔の前に胡坐をかいて座った。

 つい先ほど”恋人同士”だった時には、ボブヘアーを優しく”いい子いい子”していた両手で、奈津子の髪をグッと掴んだ。

 そうして奈津子の顔を、力尽くで自分の方に向けさせた。

 それから奈津子は、前にはレンヤ、右にはマモル、左にはヒデアキ、そして後ろにはマサムネと、四つん這いの体を全裸の四人に囲まれて、破瓜の瞬間までの、絶望の瞬間までの”カウントダウン”を始めた。

「10…9…8…7…」

 否応なくレンヤの顔を見つめながら、全ての歯がガチガチと音を立ててぶつかりあう程に、激しく唇を震わせている。

「6…5…4…」

 言うまでもなく、四つん這いの体も、唇と同様に震えていた。

「3…2…1…」

 そしてその瞬間が、やって来た。

「チ×ポっ」

 四人の男が笑って、鬼のような顔つきになった刹那、マサムネが渾身の力を込めて、その重い腰を奈津子の尻に叩き付けた。
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