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体育倉庫のハイエナ
第32章 32
――しかしながら、奈津子はすぐにまた、同じ痴態を晒すことになる――

 ようやく肛門の痙攣が治まったのを見届けてから、マサムネがゆっくりと、ペニスが秘部から外れる寸前まで、その腰を引き下げた。

 そしてそこから一度だけ――でも渾身の力を込めて――巨大な腰を奈津子の尻に叩き付ける。

 バチィィィィン――まるで鞭を振り下ろしたようなその音に、奈津子の、

「んあああぁぁんッッ!」

 という嬌声が重なって、体育倉庫に響いた。

 その直後、奈津子の肛門は、再度だらしない痙攣を始めたみたいだけど、当然そこでマサムネはまた、奈津子を責め立てた。

 まるで呪いをかけるような、低めた声でゆっくりと、マサムネは言った。

「おいスケベ女……お前の尻の穴が、また痙攣してるぞ…?何度言ったら分かるんだよ…?こんな恥ずかしい尻の穴、俺達に見せるんじゃねえよ……」

「ご、ご、めん、なさい…」

 奈津子は今一度、その破廉恥な痴態を詫びた――ものの、今度は肛門の痙攣を治める努力は、端から諦めたようだった。

 代わりに、間の抜けた弁解を、四人にした。

「でも、もうお尻の穴の…ヒクヒク、止まらないんです……」

 そんな奈津子の弁を聞いて、四人は一時の沈黙を創った。

 そしてその沈黙の直後、割れんばかりの爆笑を、体育倉庫に響かせた。

「ガハハハハ!おい、聞いたか!?『お尻の穴のヒクヒクが止まらない』だってよ!?ガハハハ…」

 抱腹するマサムネがそう言うと、同じく腹を抱えて笑う他の三人が、大きく頷く。

 続いて四人は、奈津子の痴態を巡って、劣悪な冗談を言い合った。

 
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