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体育倉庫のハイエナ
第34章 34
 然るに四人が揃って、また抱腹絶倒したのももう当然の話で、その抱腹絶倒の最中に次はヒデアキが、マサムネに懇願した。

「マサムネ、次は三回だッ!三回続けてチ×ポをブチ込んでやってくれッ!」

 その一方ではマモルが、奈津子に穏やかな口調で、語りかけた。
  
「奈津子ちゃん、聞いた…?次は三回だって?…フフフ…三回も『ぬほぉぉぉん』って、言えるよ…?良かったね…?」

 まるで滑稽な喘ぎを上げることが、奈津子にとっての幸福であるかのような言い方だった。

 が、ここに至っては流石の奈津子も、切羽詰った感じで、四人に訴えた。

「も、もう許して下さいッ!私もう、オカシクなっちゃいそうなんですッ!」

 奈津子の訴えも、考えてみれば当然の話だ。

 今に至るまでに奈津子は、もう何度も絶頂を与えられ、また相当な時間、常に誰かのペニスを秘部に突き刺されている。
 
 さらに言えば、奈津子はその日に破瓜を迎えたばかりで、そんな奈津子の肉体がもう快感に飽和していても、無理もなかった。

 奈津子は必至の哀訴を続けた。

「これ以上は、もう無理ですッ!だから…」

 奈津子はそこで、言葉を詰まらせた。

「『だから…』何?」

 マモルが聞き返した。そして奈津子は答えた。

「これ以上、チ×ポでオマ×コ突かないでッ!」

 その哀訴自体、相当に間が抜けている――だから四人は失笑した。

 失笑した挙げ句、哀訴は聞き入れなかった。

 奈津子の間抜けな哀訴の直後、マサムネが三回、立て続けにペニスを秘部に突き刺した――そして奈津子がまた、滑稽に喘いだ。
 
「ぬほおおぉぉんッ、ぬほおおおぉぉんッ、ぬほおぉぉぉんッッ!」
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