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体育倉庫のハイエナ
第42章 42
 だからこそ奈津子は、例え穏やかであっても、レンヤの腰の律動を必死で拒絶している訳だけど、しかしそれほどの時間も経たないうちに、結局は絶頂の淵に追い詰められることになった。

 散々繰り返していた奈津子の『突かないで』から、真逆のものへと変わった哀願が、それを如実に示していた。

「突いてぇぇッ!あふぅん――もっと強くッ、突いてぇぇぇ…あふぅんっあふぅ!あふぅんッ!――突ッ、いてッ!ぬふぅん!――あはぁんッ!」

 そしてここでも、レンヤは易々とは奈津子の哀訴には応じない。

『もっと強く』と繰り返す奈津子の尻を、悪意を込めて“優しく”突くばかりだ。

 時に、先ほど奈津子のフェラチオで射精した三人は、奈津子を前にして座ってしばらくの間、焦らされて苦しむ奈津子を楽しそうに眺めていた。

 しかしやがてマモルにまた、下らない妙案が浮かんだらしい。

 突如、マモルは四つん這いの奈津子の前で、自分自身も四つん這いになった。

 当然その尻は、奈津子の顔に向けている格好だ。

 そしてマモルが奈津子に向けて、能天気な口調で言った。

「奈津子ちゃん、俺の尻の穴、舐めてッ!…もしも舐めてくれたら、俺からレンヤに、『奈津子ちゃんのオマ×コ、強く突いてあげてッ!』って、お願いしてあげる…」

 奈津子に迷いは、全く見受けられなかった――マモルがそう言った次の瞬間には、それを実行に移していた。

 目の前にあるマモルの肛門に、ムチュゥゥゥ――と吸い付いて、さらには伸ばした舌の先でペロペロと舐め回した。

 そんな奈津子を見たマサムネとヒデアキは、ケラケラと笑って、マサムネが言った。

「このスケベ女、チ×ポの為なら何だってするんだな…?」

 ヒデアキは大きく頷いた。

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