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体育倉庫のハイエナ
第48章 48
 すると今度はマサムネが――静かな声で――質問を重ねた。

「マモルのチ×ポ、気持ちいいか…?」

「気持ちいいぃぃっッッ!!――うッはあぁああぁああんッ!」

 マサムネの“静かな声”とは対照的に、奈津子は“大声”で、そう即答した。

 それからやはり、歓声とも思わしきような賑やかな声で、続けた。

「私のオマ×コッ、またギュュュウッってしてるッ!――はああぁあぁッ!――オマ×コがッ、マモル先輩のチ×ポッ、ギュュュウッって“抱きしめてる”ッ!――ぬはああぁッ!」

 途端、奈津子の前に立つ三人が“楽しそうに”失笑した。

 然る後、レンヤの両脇に立つマサムネとヒデアキが、その場に腰を下ろした。

 各々片手を奈津子のバストに伸ばして、乳首を指先で触ってその勃起を確認する。

「フフフ…勃ってる勃ってる……相変わらずビンビンだぜ…」

 ヒデアキは失笑を続けつつ、そう呟いた。

 一方マサムネは、奈津子の左の乳首をくすぐりながら、奈津子に聞いた。

「お前はスケベだな…?一緒にいるのが恥ずかしくなるくらい、本当にスケベな女だ…自分でもそう思うだろ?」 

 このマサムネの問いかけに奈津子は――激しく悶えつつ――しばし思考を巡らしていたようだった。

 その後、依然として賑やかな声で、こう答えた。

「はッ、はッ、はいッ!――ああぁああんっ――私はッ…――んあああッ――スケベですッ!――とってもスケベな女ですッ――あぁぁん、うむぅはああぁあッ!」

 果たして奈津子が、半ば自棄(やけ)でそう答えたのか、或いは貪欲な自分の肉体を、自分自身に納得させるためにそう答えたのか、僕にはやはり分からない。
 
 ただ、この時の奈津子は、頬に多分の照れ笑いを浮かべながら泣いていて、奈津子は涙を流しながら、こう続けた。

「でも、先輩達のせいですッ!――あああっはあああッ――せッ、先輩達が私をッ――んなああああッッ――スケベな女に、しちゃったんですッ!!」

 きっとその主張には奈津子なりの、四人に対する非難が含まれていたんだろうと思う。

 でもマサムネはその主張をあっさりと認めたどころか、ここでも奈津子に感謝の念を求めた。

「そうだよ…俺達がお前をスケベな女に“してやった”んだよ…ありがたく思えよ」

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