この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
体育倉庫のハイエナ
第48章 48
語る四人の口調は、一一“やった”と、奈津子に対してやはり恩着せがましかった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
時に奈津子は、四人が楽しげに語り合ううちに、また別の困った事態に陥ったみたいだ。
なおも繰り返し巻き上げている嬌声の、その狭間に織り込む形で、奈津子がその事実を白状した。
「んふわああぁぁッ!――出ちゃうッ!まッ、また出ちゃうッ!――」
それを聞いた四人は、途端に談笑を止めて、然る間にマサムネがニタニタ笑いながら聞いた。
「何が『また出ちゃう』んだよ…?」
相当、焦っているんだろう――奈津子は間髪入れず、答えた。
「オシッコですッ!――ふぅはあぁぁあぁッ!――オシッコがッ、また出ちゃうッッ!――ふんはぁあぁッ!」
そこでマモルが、長く挿入していたペニスを、奈津子の秘部から引き抜いた(同時にマサムネとヒデアキも、奈津子の乳首からそれぞれ手を放した)。
すると奈津子は、その顔に安堵の表情を浮かべて、長い溜息を六回漏らした――その後に、体育倉庫の外に向けて放尿を始めた。
四人に晒す、その日二回目の放尿だ。
ジョォォォォ――という、はしたない音が、沈黙の中に静かに響いた。
やがてその音が治まると、体育倉庫の外にいるマモルが冷笑を湛えた声で、奈津子に聞いた。
「奈津子ちゃん、今何したのかな…?」
「オシッコです…」
奈津子は小さな声で、でも特に躊躇う様子も見せずに答えた――二回目ということもあってか、多少なりとも“慣れ”のようなものがあったのかも知れない。
しかしながら、次にマモルにこう尋ねられた時には、奈津子の顔から一瞬にして、安堵の表情が消えた。
「どうしてトイレに、行こうとしなかったのかな?」
奈津子の顔は、凍り付いたように強張った。
合わせて体育倉庫の内側にいる三人の顔に、意地悪な笑みが浮かんだ。
マモルの指摘は正しい――確かに先程の奈津子は、マモルのペニスを秘部から抜かれた瞬間、まるでそこでするのが当然のように、放尿を始めた。
きっと『トイレに行く』という発想は、微塵も頭に浮かばなかったんだろう。
ニヤニヤ笑うマサムネが独り言のように、でもしっかりと奈津子にも聞こえるように、呟いた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
時に奈津子は、四人が楽しげに語り合ううちに、また別の困った事態に陥ったみたいだ。
なおも繰り返し巻き上げている嬌声の、その狭間に織り込む形で、奈津子がその事実を白状した。
「んふわああぁぁッ!――出ちゃうッ!まッ、また出ちゃうッ!――」
それを聞いた四人は、途端に談笑を止めて、然る間にマサムネがニタニタ笑いながら聞いた。
「何が『また出ちゃう』んだよ…?」
相当、焦っているんだろう――奈津子は間髪入れず、答えた。
「オシッコですッ!――ふぅはあぁぁあぁッ!――オシッコがッ、また出ちゃうッッ!――ふんはぁあぁッ!」
そこでマモルが、長く挿入していたペニスを、奈津子の秘部から引き抜いた(同時にマサムネとヒデアキも、奈津子の乳首からそれぞれ手を放した)。
すると奈津子は、その顔に安堵の表情を浮かべて、長い溜息を六回漏らした――その後に、体育倉庫の外に向けて放尿を始めた。
四人に晒す、その日二回目の放尿だ。
ジョォォォォ――という、はしたない音が、沈黙の中に静かに響いた。
やがてその音が治まると、体育倉庫の外にいるマモルが冷笑を湛えた声で、奈津子に聞いた。
「奈津子ちゃん、今何したのかな…?」
「オシッコです…」
奈津子は小さな声で、でも特に躊躇う様子も見せずに答えた――二回目ということもあってか、多少なりとも“慣れ”のようなものがあったのかも知れない。
しかしながら、次にマモルにこう尋ねられた時には、奈津子の顔から一瞬にして、安堵の表情が消えた。
「どうしてトイレに、行こうとしなかったのかな?」
奈津子の顔は、凍り付いたように強張った。
合わせて体育倉庫の内側にいる三人の顔に、意地悪な笑みが浮かんだ。
マモルの指摘は正しい――確かに先程の奈津子は、マモルのペニスを秘部から抜かれた瞬間、まるでそこでするのが当然のように、放尿を始めた。
きっと『トイレに行く』という発想は、微塵も頭に浮かばなかったんだろう。
ニヤニヤ笑うマサムネが独り言のように、でもしっかりと奈津子にも聞こえるように、呟いた。