この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
体育倉庫のハイエナ
第6章 6
 そんな二人の愛撫を受けている、奈津子はといえば――――

 一見したところでは、やはり相変わらずだった。

 体はガクガクと震えているし、唇もガクガクと震えているし、その目からは涙が止め処なく、溢れ出していた。

 きっとまだ、犯される覚悟は出来ていないんだろう。
 
 でも、さっきまでけたたましかった泣き声を、奈津子はずいぶん治めていた。

 時々、思い出したように嗚咽をこぼしたり、しゃくりあげるくらいだ。

     ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 
 
 奈津子が泣き声を治めた理由は、わざわざ検討してみる必要もない。至って、明白だ。

 迂闊に泣き声を漏らすと、そこにだらしない喘ぎ声が、一緒に交じってしまうからだ。

 考えてみれば、『たっぷり焦らされた』挙げ句、図らずも勃起させてしまった乳首に、今まさに(奈津子が望んでいるかどうかとは別に)愛撫を受けているのだ。

 乳首を震わされて、乳首を転がされて、奈津子が感じていない、訳がない。

 だから今、体や唇が震えているのも、半分は屈辱感と恐怖によってもたらされているものなんだろうけど、きっと残りの半分は、乳首に与えられている快感がそうさせてるんだろう。

     ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 
/267ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ